療育の方法やちょっとしたコツについてです。
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PECSの絵カード作り方
PECSの絵カードを自作する場合、効率的な方法は2つあるかと思います。
1つはエクセルを使って印刷し、ラミネートする方法です。
もう1つは、PECS専用の画用紙に印刷をする方法です。
以下、それぞれ見ていきます。
PECS(絵カード交換式コミュニケーションシステム)とは?
PECS(ぺクス)とは、コミュニケーションの障害を持った方に対して行う、絵カードを使ったコミュニケーションの支援方法の1つです。
PECSを行う上で絵カードは必須であり、療育や家庭で行う場合は絵カードを準備する必要があります。
PECSの絵カードの自作方法
エクセル
エクセルの用紙サイズをA4サイズに設定します。
そして1つ1つのセル(枠)サイズは4~5cm程度にします。
必要な絵をネットなどから見つけて貼り付け、印刷し、ラミネートします。
ラミネートをすれば特別な画用紙でなくても普通のA4用紙で使用に耐える丈夫さにはなると思います。
これらをハサミで切って裏にマジックテープを張り付ければ完成です。
ちなみに用紙サイズは必ずしもA4でなくてもいいのですが、用紙やラミネートフィルムの手に入りやすさを考えるとA4サイズが手に入りやすくおすすめです。
専用の用紙
文具メーカーからPECS公式の画用紙も売られています。
画用紙を買わないといけない点、編集するためのソフトを覚えないといけない点など、それはそれで手間は多少あります。
しかし、専用の用紙ならすでにサイズに合わせてミシン目がついているので、道具さえそろえば作るのは楽です。
おわりに
PECSの絵カードは必要に応じて作り足せる体制を持っておいたほうがいいと思います。
PECSの絵カードは子供の成長に合わせて使うカードが変わっていきますし、
使っていく中で消耗して作り変える必要がでてくるからです。
新しい絵を足したり、壊れた絵カードを随時足せるようにしておくと、PECSのトレーニングも充実するかと思います。