4歳でしりとりができないとき
4歳でしりとりが難しい場合、リズム遊びなどで音の区切り・構成に触れる活動を行うと有意義でしょう。
ただし、4歳頃はしりとりができるかできないかの微妙な時期です。
「しりとりができないといけない」と焦るのではなく、様々な言葉遊びに触れながら言葉の発達の土台を作っていきましょう。
解説
しりとりは何歳頃からできるのか?
一般的に子供がしりとりをできるようになるのは5歳前後です。
子供は4~5歳頃から「『あ』のつく言葉は『アイス』」などのように言葉の音に着目した操作ができるようになっていきます。
こういった力を「音韻意識(おんいんいしき)」と言います。
音韻意識は4歳頃から少しずつ芽生え始め、5歳頃にはある程度備わっていきます。
しりとりができるにはこの音韻意識の獲得が必要です。
4歳でしりとりができないことは遅れているのか?
このように4歳頃はしりとりに必要な音韻意識の力が芽生える時期です。
4歳でしりとりができる子もいるでしょうが、できない子もいるでしょう。
また4歳といってもそれが4歳0か月なのか4歳11か月なのかでも状況は異なります。
4歳頃である程度年相応な言葉の発達が見られるのであれば、しりとり遊びはやってみてもいい時期かもしれません。
一方でしりとりがまだ難しいことも考えられるので、その際はもう少し段階を踏んだ遊びをするといいでしょう。
しりとりの教え方
しりとりができない子にひたすらしりとりをさせても、嫌になるだけでしょう。
しりとりと同じような言葉の音に着目した活動で段階を踏むと有意義です。
しりとりができないということは、言葉の音の構成が認知できていないということが考えられます。
例えば「くるま(車)」という単語が「く」「る」「ま」という3つの音でできていることがわかっていないということです。
試しに「『くるま』って言葉は、く……る……次は?」などのようにゆっくり区切って聞いてみると答えることができない可能性があります。
あるいは、「『くるま』は最後の音は『ま』だけど真ん中の音は?」といった質問もあります。
これは「くるま」という塊でしか言葉を認知していないからです。
しりとりをできるためには単語の音の構成を理解し分解できる必要があります。
歌を歌いながら手を叩いてリズムをとるなど、言葉の音を区切る練習もしりとりの前段階として有効でしょう。
冗談っぽく「く~~る~~ま~~」と長く言葉を区切る遊びも方法の1つです。
その他、例えば「くるま」であれば指を3本立てて一本ずつ指さしながら「く・る・ま」と視覚化しながら言ってみてもいいでしょう。
指を触りながら「く・る・ま」と一緒に言って、その後どれか1つの指をさして「この指の音はなんだった?」と聞いてみると練習になります。


