子供の集中力が続かないのは性格?発達特性?どう見分ける?
子供の集中力が続かないのは、本人の努力や性格だけではなく発達特性の影響も大きく関係します。
子供の集中力が続かずそれが学校生活に著しく影響を与える場合(席を立つなどで授業に参加できない、学業が1~2学年分以上遅れているなど)は、専門機関に一度相談してみるといいでしょう。
解説
考え方
物事に集中できない背景を発達特性から考えると、大きくは2つの可能性が考えられます。
1つは知的な遅れなどにより活動の難易度が本人に合っていないケースです。
誰でも「自分にとって難しすぎる」課題・活動では、集中力を維持することは難しいでしょう。
もう1つは、ADHDなど集中力や落ち着きについて難しさがある場合です。
この場合は知的に遅れがなくても活動によっては長く集中することが難しいでしょう。
もちろん、「集中できない」という状況は誰にでも多かれ少なかれあります。
それがどのくらい日常生活に支障をきたしているかで解釈は変わります。
冒頭で述べたように明らかに問題がある、あるいはそうでなくても子供の集中力について心配があれば、専門家に相談し客観的に見てもらうことが有意義です。
実際
子供の集中力について不安があるならば、早め・念のために相談をしておいたほうが無難と考えます。
子供の落ち着きのなさは幼い頃は「わんぱくでかわいい」と見過ごされがちです。
しかし年齢を重ねる中で「落ち着きがない」「不真面目」といったネガティブな評価をされがちです。
落ち着きのなさ・注意の逸れやすさに対する周囲の無理解は、本人の自尊心を損なわせ二次障害を招く可能性があります。
そして周囲の理解を得るためには、専門家による客観的な所見を踏まえた情報共有が重要です。
まとめ
集中力が続かないことで著しく日常生活に支障が出ている場合は専門機関に相談してみましょう。
子供の集中力について不安がある場合も同様です。
集中力のなさに対する周囲の反応はライフステージによって変わります。
幼い頃は「わんぱく」と可愛がられても、次第に「不真面目」といった誤解を招きます。
そういった無理解による二次障害を防ぐためにも、専門的な視点が大切です。
資料
『遠城寺式乳幼児分析的発達検査法について』(認知神経科学会)2023年3月18日閲覧




