助詞

可能動詞とは?|意味・違い・例を簡単に解説

公開日:2026年2月5日


 
 

可能動詞とは?

 可能動詞とは、「~できる」という意味を持つ動詞です。
 例えば「読める」などです。

 このように、可能動詞は「~れる」が付き1語の形になった動詞を指します。

 
 
 

解説

可能動詞の性質

 冒頭で述べた通り、可能動詞は「~することができる」という意味を持った動詞です。

 例えば「読む」の可能動詞は「読める」です。
 このように、可能動詞は動詞に「~れる」が付き変化・省略され1語となったものです。(普段、「読めれる」とは言わないでしょう)

 しかし、全ての動詞に可能動詞があるわけではありません。

 例えば「食べる」には可能動詞はありません。
 しばしば「食べれる」という言葉を日常では耳にしますが、これは俗に言う「ら抜き言葉」であり、可能動詞とは言えないでしょう。

 
 

可能動詞の例

 可能動詞の例としては、以下のようなものがあります。

  • 買う→買える
  • 歩く→歩ける
  • 立つ→立てる
  • 飛ぶ→飛べる
  • 遊ぶ→遊べる

 
 

自動詞・他動詞との関係

 「を」がついても不自然ではない(目的語を示す)動詞を他動詞と言い、そうでないものを自動詞と言います。

 例えば「叩く」は他動詞であり、「男の子を叩く」のように「を」で自然な文を作れます。
 これに対し、「走る」は自動詞であり、「男の子を走る」では文が不自然です。

 動詞には、「始まる・始める」のように、自動詞・他動詞の両方があるものと、そうでないものがあります。
 自動詞しかないものを「無対自動詞」、他動詞しかないものを「無対他動詞」と言います。

 そして、他動詞の中には対応する自動詞はないものの、可能動詞はあるものがあります。

 例としては以下のようなものです。

  • 書く→書ける
  • 読む→読める
  • 打つ→打てる

 
 
 

参考資料

斉藤佐和子(2002)『健常幼児の格助詞と態の表出 ―構文検査 (斉藤私案) を使用して―』(日本音声言語医学会)2025年12月28日閲覧

池弘子(1982)『助詞の習得過程』(一般社団法人 日本教育心理学会)2025年12月31日閲覧

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