療育とボードゲーム

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ワードスナイパー|発達障害児の療育とボードゲーム

公開日:2026年4月5日

 発達障害児の療育の観点から、おすすめのボードゲームを見ていきます。
 
 


 
 

療育におすすめの「ワードスナイパー」

 ワードスナイパーはカードの表面にお題、裏面に文字が書かれており、これらの条件に合致した言葉を早く言えた人が勝ちというゲームです。

 ワードスナイパーは言葉の力、特に音韻意識や語想起の力を養うことができるゲームと言えるでしょう。

 ルールはシンプルでみんなでワイワイ遊ぶパーティーゲームとしても活躍します。
 点数集計などにこだわらなければ、プレイ時間を長くも短くもできる点も便利と言えます。

 
 
 

解説

ワードスナイパーとは

 ワードスナイパーはカードをめくり、条件に合った言葉を早く言えた人が勝ちです。

 机上に置いた山札を1枚めくり、これも机上に置いて参加者全員が見えるようにします。

 ワードスナイパーのカードは表面にお題、裏面に文字が書かれています。
 例えば表を上にして山札を置き、1枚めくるとめくったカードの文字と次のカードのお題が見えます。

 例えばめくったカードの文字が「け」、次のカードのお題が「スイーツ」であれば、「『け』がつく『スイーツ』」を早く言えた人が勝ちです。この場合なら例えば「ケーキ」などがあるでしょう。

 ワードスナイパーは頭文字とお題が別々になっているため、山札を混ぜることで様々な組み合わせを毎回ランダムに楽しめます。
 この点がワードスナイパーの優れたアイディアであり長く遊べるポイントと言えるでしょう。

 ちなみに誰も言葉が思い浮かばなかった場合はもう1枚カードをめくります。そして「『け』か『あ』がつく『スイーツ』」のように選択肢が増えます。

 
 

療育の観点から

 ワードスナイパーは音韻意識の発達を促す遊びと言えるでしょう。

 音韻意識とは言葉の音の配置を理解する力であり、「『け』がつく言葉」など語頭音から言葉を思い浮かべる際に必要な力です。

 また、ワードスナイパーは「スイーツ」「冷たいもの」など語頭音だけでなくそのカテゴリー・テーマを指定します。

 音的なヒントと意味的なヒントの双方で単語を想起することを学べるゲームと言えます。

 
 

遊び方の工夫

 ワードスナイパーの通常ルールが難しい場合は、「『け』がつく言葉」「スイーツと言えば」など、まずは個別に語想起を練習するといいでしょう。

 また、ワードスナイパーにはいくつかのラインナップがあります。

 このうち、テーマが比較的簡単なものは「ワードスナイパー・キッズ」であり、子供と遊ぶ場合はこちらのほうがおすすめです。

 
 
 

参考資料

『ワードスナイパー特設ページ』2023年9月9日閲覧

 
 

 
 

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