可能動詞とは?
可能動詞とは、「~できる」という意味を持つ動詞です。
例えば「読める」などです。
このように、可能動詞は「~れる」が付き1語の形になった動詞を指します。
解説
可能動詞の性質
冒頭で述べた通り、可能動詞は「~することができる」という意味を持った動詞です。
例えば「読む」の可能動詞は「読める」です。
このように、可能動詞は動詞に「~れる」が付き変化・省略され1語となったものです。(普段、「読めれる」とは言わないでしょう)
しかし、全ての動詞に可能動詞があるわけではありません。
例えば「食べる」には可能動詞はありません。
しばしば「食べれる」という言葉を日常では耳にしますが、これは俗に言う「ら抜き言葉」であり、可能動詞とは言えないでしょう。
可能動詞の例
可能動詞の例としては、以下のようなものがあります。
- 買う→買える
- 歩く→歩ける
- 立つ→立てる
- 飛ぶ→飛べる
- 遊ぶ→遊べる
自動詞・他動詞との関係
「を」がついても不自然ではない(目的語を示す)動詞を他動詞と言い、そうでないものを自動詞と言います。
例えば「叩く」は他動詞であり、「男の子を叩く」のように「を」で自然な文を作れます。
これに対し、「走る」は自動詞であり、「男の子を走る」では文が不自然です。
動詞には、「始まる・始める」のように、自動詞・他動詞の両方があるものと、そうでないものがあります。
自動詞しかないものを「無対自動詞」、他動詞しかないものを「無対他動詞」と言います。
そして、他動詞の中には対応する自動詞はないものの、可能動詞はあるものがあります。
例としては以下のようなものです。
- 書く→書ける
- 読む→読める
- 打つ→打てる
参考資料
斉藤佐和子(2002)『健常幼児の格助詞と態の表出 ―構文検査 (斉藤私案) を使用して―』(日本音声言語医学会)2025年12月28日閲覧
池弘子(1982)『助詞の習得過程』(一般社団法人 日本教育心理学会)2025年12月31日閲覧


