子供の発達、および育児や子育てについて、疑問に挙がりやすい内容を取り上げていきます。
1歳半で言葉が出ていないのは遅いですか?
質問
1歳半の子供で、話せる言葉が1つもないのは(発達が)遅いですか?
回答
遅いと断定はできませんが微妙なラインではあります。
1歳後半あるいは2歳になっても言葉が出ていない場合は、専門家に相談してもいいかもしれません。
また現時点でも、視線が合うか、指差しができるかなど言葉を発する上で重要なコミュニケーション面の発達を確認しておくと有意義でしょう。
解説
子供が言葉を話す時期
定型発達において子供は1歳頃から意味のある言葉を話し、2歳頃には「マンマ たべる」などの2語文を話すと考えられています。
また、幼児期においては定型発達より1歳以上の遅れがある場合、発達の遅れとして専門機関で判断されるケースが多いです。
以上を踏まえると、1歳半の子供が言葉を話せていないケースは今後の経過にもよる微妙なラインであることがわかります。
また、子供の発達は単に言葉を言えるか言えないかだけにとどまらず、非常に多岐にわたります。
言葉を話せなくても、言葉を話す前段階の発達、土台となる発達が備わっているか否かは重要な所見と言えます。
言葉を話す土台となりうる発達の所見としては、一例には指差しの発達などが挙がります。
発達の全体像の把握
このように、1歳半で「言葉が出ていない」ということだけでは、その子の発達に遅れがあるか否かの判断は難しいでしょう。
1歳半で言葉が出ていない場合、それ以外の発達の側面も踏まえ全体的に見て要観察か否かを判断するのが妥当ではないでしょうか。
そのためには、1~2歳相当の発達にその子が該当しているかを見てあげることが必要です。
これは言葉だけでなく、コミュニケーション面や運動面、生活面など複数の視点から見てあげたほうがいいでしょう。


