子供の発達、および育児や子育てについて、疑問に挙がりやすい内容を取り上げていきます。
子供の指差しにはどんな種類がありますか?
質問
子供・赤ちゃんの発達において、指差しには種類があるんですか?
回答
子供の発達において指差しの獲得は重要ですが、指差しにも段階・種類があります。
- 要求の指差し
- 叙述の指差し
- 応答の指差し
指差しは専門的に細かく見ていくと種類は多いですが、ひとまず上記3種類を把握しておくと有意義でしょう。
解説
発達における指差しの重要性
子供の発達において指差しの獲得は重要な要素の1つです。
その理由としては、指差しを行う背景にある、対人認知やコミュニケーション面の発達は後の言葉の発達に影響するからです。
例えば何かに対して指をさすという行為は、外界の刺激に興味を持つことを示します。
そして何かをしてほしい、そっちを見てほしいといった他者に対する働きかけでもあります。
このように、指差しは他者とコミュニケーションを取ろうとする自発的な働きかけとも言えます。
このような意味を持った働きかけは後の言葉の発達に影響を及ぼします。
指差しで培った他者との共感・共有、やりとりの経験が言葉でのコミュニケーションにつながっていきます。
指差しの種類
指差しの種類・分け方はその文献によって微妙に異なりますが、おおむね冒頭で述べた3種類は特に代表的なものと言えます。
それぞれの内容としては以下のようになります。
- 要求の指差し
生後11か月~1歳頃に獲得。「あれ取って~」など文字通り具体的な要求を伴う指差しです。 - 叙述の指差し
要求の指差しの1,2か月後、つまり1歳前半頃までに獲得。「あれ見て~」といった他者に共感を求める指差しです。 - 応答の指差し
1歳~1歳後半頃に獲得。相手の「○○どこかな?」などの質問に指差しで答える、文字通り応答に用いる指差しです。
このように指差しには複数の種類・段階があります。
おおむね応答の指差しの獲得をもって、指差しの獲得の完了と考えられます。




