遊びながら一人でしゃべること
3歳頃は遊んだり絵本を読みながら一人でしゃべることが見られる時期と考えられます。
これは子供の言葉が増えてきたゆえの様子と言えるので、無理にやめさせる必要はないでしょう。
解説
発達の概要
何かをしながら一人でしゃべることは、3歳頃からよく見られる子供の言葉の傾向の1つです。
一人でしゃべる様子は大人から見れば独り言のようにも見えますし、ごっこ遊びや絵本の世界観に没入しているようにも見えるでしょう。
いずれにせよ、言葉が増加し自然と言葉が溢れている表れと言えます。
遊びながらしゃべる様子を言葉が増えてきたと微笑ましく思う親がいる一方で、相手に向けられていない言葉に心配する親もいます。
3歳頃に遊びながら一人でしゃべる様子は(その他の発達の側面に問題がなければ)自然に見られることなので心配する必要はないと考えられます。
できないときの対応
遊びの中で絶対に一人でしゃべらないといけないわけではありません。
しかし遊びの中で自然と言葉が出ることは大切でしょう。
タブレットでの動画視聴など、受動的な活動ばかりで過ごすのではなく他者と言葉を交わすような遊び・活動を経験することは大切です。
他者の言葉を聞く機会、自分の言葉を相手に聞いてもらう機会、そういった相互的な言葉のやりとりを経験していきます。
他者との関りや能動的な活動を通して、単語や2語文での表現をできるように目指していきます。
できたときに次にすること
遊びの中で一人でしゃべることと併行して、誰かと遊びながら話すことももちろん大切です。
幼い頃は一方的に話すことも少なくありません。
まずは親、大人と遊びながら話す経験を積むと良いでしょう。
加えて子供同士という対等な関係の中で遊んだり言葉を交わす経験を積んでいきます。
はじめはうまく遊べなかったりすぐにケンカになることもあるかもしれません。
その際はうまく大人が仲裁に入り、徐々に子供同士だけで遊べるよう橋渡しをしてあげます。
参考資料
『遠城寺式乳幼児分析的発達検査法について』(認知神経科学会)2023年3月18日閲覧



