プルトイはいつまで?

紐で引っ張るおもちゃを「プルトイ」と言いますが、プルトイは何歳頃から遊べるおもちゃなのでしょうか。
プルトイは歩行を促す目的を含むおもちゃであるため、1歳頃から遊ぶことが可能と考えられます。
解説
プルトイとは
プルトイとは文字通り紐で引っ張って遊ぶ幼児向けのおもちゃです。(「Pull(引っ張る)」「Toy(おもちゃ)」)
木製の動物や乗り物のおもちゃに車輪と紐が付いており、引っ張って動かすことができます。
車輪の動きに連動して(鳥のおもちゃなら羽が動くなど)おもちゃの一部が動く物もあり、そういった可動を楽しむプルトイもあります。
また、プルトイの上に物を乗せて運ぶ遊びができたり、電車の形で車両を組み替えることができるなど、引っ張る以外の遊びの要素が加えられた物もあります。
プルトイは木製の素材が多く用途自体もシンプルであるため、基本的には壊れにくく長く使うことができるおもちゃと言えます。
プルトイと子供の発達
子供の発達には個人差がありますが、定型発達において歩行は1歳頃から可能になると考えられています。
そして歩く経験を積みながら、バランスや歩行可能な距離が上達していきます。
そのような過程で物を持って歩くことや紐を引っ張りながら歩くことに必要なバランスも養われていきます。
プルトイのような紐で物を引っ張りながら歩く様子は、個人差はありますが1歳半ば頃には可能になると考えられます。
プルトイはおもちゃを紐で引っ張ることを通して、子供の興味をそそり歩行を促す役割が期待できます。
(子供の性格にもよるでしょうが)例えば自分で歩きたがらずすぐに「抱っこ」をせがむ子でも、プルトイで意外と自分で歩いてくれる可能性もあるでしょう。
子育てにおいて子供の興味をうまく促すことは重要です。
プルトイはシンプルなおもちゃですが、そういった子育ての「コツ」のようなものを教えてくれるおもちゃでもあると思います。