バスケットボールは何歳から?
子供がバスケをできるのは何歳頃からでしょう?
練習量と家庭の方針、個人の身体能力にもよるでしょうが、
子供がバスケットボールをできるのはおおむね6〜7歳頃からです。
以下、もう少し詳しく。
バスケと子供の発達
バスケットボールを行う上で必要な動作はいろいろありますが、やはりまずはボールをゴールに投げることとドリブルをすることが挙がるでしょう。
子供はおおむね1歳半頃から腕を肩より高い位置に上げてボールを投げることができはじめます。
どれだけ目標に向かって正確に投げられるかは個人差があるとして、少なくともボールを投げるという行為は比較的早い時期から見られることがわかります。
しかしドリブル、つまりボールをつくという行為はなかなか難しい行為です。
ボールのバウンドを意識した、バランスのとれた体全体の動きが必要になります。
子供の発達を見る検査に、津守式乳幼児精神発達質問紙というものがあります。
上記によると、
ボールを継続してつくことができるのは6歳半ないし7歳頃からの運動発達であることがわかります。
子供にバスケをさせるときの実際
このように、
幼児期はバスケをするというよりはボールに慣れ親しむ時期であると言えます。
具体的にはボールを狙った方向に投げるキャッチボール遊びを行いつつ、
ボールのバウンドに合わせて体を動かせる反射神経や予測能力、体の協調性を整えていきます。
また、子供は4〜5歳頃になるとゲームに「勝って嬉しい」「負けて悔しい」といった情緒が発達してきます。
こういった感情発達の中でスポーツに必要な体を動かしてゲームを楽しむことを経験していきます。
そして6〜7歳、小学校前後くらいからボールを手でつくことに慣れていきます。
このような過程を経て、さらにお子さんが望むのであれば、小学校半ばか後半くらいから実際にバスケットクラブなどの活動を検討してもいいのかもしれません。
おわりに
子供の発達には個人差がありますから、あくまで目安として捉えてもらえれば幸いです。
実生活ではその子自身のペースを大切にしてあげましょう。
何をするにしても、大人が子供に「させる」のではなく、子供の興味をサポートしてあげることが大切です。
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