階段の上り下りは何歳から?
当然ながら子供の足の長さでもの可能な常識的な高さの階段であると仮定して、
子供が階段を上り下りできるのは2歳半頃と考えられます。
以下、これらの根拠を。
階段の昇り方・降り方
例えばハイハイのように両手を使って行えば階段を上ること自体はできますが、それは一般で言うところの「階段を上ることができる」とは言い難いでしょう。
幼児期の階段の上り方は主に2つあります。
一方の足を1段目に出し、他方の足も1段目に。次に一方の2段目、他方も2段目。のように「毎回足がそろう上り方」。
一方の足を1段目に出したら、他方の足は2段目に出す。つまり「足を交互に出す上り方」。
「毎回足がそろう上り方」より「足を交互に出す上り方」が難しいです。
当然ながら、私たち大人がやっているのも「足を交互に出す上り方」ですね。
階段の上り下りと子供の発達
では幼児が「足を交互に出す上り方」で階段を進めるのは何歳頃なのでしょう?
子供の発達を診る検査で信憑性の高いものの1つに遠城寺式乳幼児分析的発達検査というものがあります。
遠城寺式によると、
足を交互に出して階段を上がるのは2歳4カ月~2歳6カ月相当の発達であることがわかります。
まとめ
子供が階段を上り下りできるのは何歳からでしょう?
階段の上り方は「毎回足がそろう上り方」と「足を交互に出す上り方」があります。
「毎回足がそろう上り方」より「足を交互に出す上り方」が難しいです。
個人差はありますが、
「足を交互に出す上り方」はおおむね2歳半頃にできると考えられます。
もちろん、階段の上り下りは少なからず危険が伴いますので、親御さんは目を離さずに。
上記の年齢もあくまで目安程度に。
その他の記事
子供の発音は何歳まで様子を見て、何歳から練習させたほうがいいのか?