恋愛は同時進行がいいのか?
恋愛がうまくいっている人は、恋愛を同時進行でこなしていることが少なくありません。
「同時進行」とは「二股」や「浮気」とは異なります。
友人関係よりももう少し親しい、いわゆる「キープ」の状態です。
恋愛の同時進行
恋愛のシングルタスク
意中の人との関係に注力し、それが破綻するか終わりを迎えてから別の恋人を探す。
純粋な人というか、恋愛に真面目な人ほどこういったシングルタスクの恋愛を行いがちです。
しかし、多くの恋愛は時間と労力を要します。
1人と関係を深めて、それがダメだったときにまた別の人と1から関係を築いていくという行為はなかなか大変です。
恋愛がうまい人、恋人を切らさない人、最終的に自分が満足できる相手と結ばれる人は、恋愛に必要な人間関係をマルチタスクでこなしていることが少なくありません。
「同時進行」と「二股」の違い
恋愛の同時進行と二股は厳密には異なります。
同時進行とは、特定の恋人以外にも「親しい異性の友達」がいる状態です。
例えばAさんのことが好きで、このAさんとどうやったらデートできるかをBさんに相談する。
このときBさんは「親しい異性の友達」と考えることができます。
一方で二股とは、恋人としての関係がすでにある状態です。
性的な関係を持っていたり、第三者から見て浮気だと判断されるような関係性です。
恋愛の同時進行は悪いことなのか?
恋愛に真面目な人から見ると、同時進行は非常に良くないことのように感じる場合があります。
確かに二股や浮気は社会的には理解が得られないでしょう。
しかし恋愛の同時進行は一概に良くないとは言えません。
例えばAさんが異性のBさんとCさんと仲が良かったとします。
1年後、AさんはBさんと付き合います。一方でCさんとも仲が良い友人として関係が続きます。
さらに1年後、AさんはBさんと別れ、今度はCさんと付き合いました。
このとき、AさんとCさんは互いのことを2年分知った上で付き合っています。
恋愛を同時進行で行うということは、相手のことを長期間に渡って知ることができます。
さらにAさんはBさんとの恋愛で経験した学びをCさんとの恋愛で活かせるかもしれません。
このように、恋愛がうまくいくために必要なことは人間関係のうまさやコミュニケーション能力であり、こういった力は恋愛を同時進行でこなすことで身に着きます。