発達障害児の療育の観点から、おすすめのボードゲームを見ていきます。
療育におすすめの「クアルト」
クアルトは四目並べのようなボードゲームであり、子供の注意力などを促すことが期待できます。
非言語的かつ視覚的なゲームであるため、文字を読むことが苦手な子でも楽しむことができるでしょう。
1回のゲームが早ければ10分もかからないため、気軽に行える点も便利です。
解説
クアルトとは
クアルトはボードに順番に駒を置いていき、先に縦・横・斜めいずれか1列に同じ駒を揃えたほうが勝ちです。
駒は高さ・色・形状・穴の有無という4つの要素があり、いずれかの要素で揃えます。
(同じ高さの駒を4つ揃える、穴が開いている駒を4つ揃えるなどです)
クアルトはどの駒を使ってもいいですが、自分の置くコマは相手が選びます。
逆に言うと相手が置く駒は自分が決めます。うっかり相手が勝ってしまう駒を渡さないよう注意する必要があります。このルールがクアルトの特徴の1つで、ゲーム性を高める要因となっています。
療育の観点から
クアルトを実際にやってみると、例えば高さで揃えようとして色を見ておらず、うっかり相手に色で揃えられてしまったという事態が発生します。
このように、クアルトは複数の要素を同時に把握する注意力が必要となります。
シンプルなルールと奥深さで、子供から大人まで楽しめるボードゲームと言えます。
運の要素がなく、上述の注意力や判断力で勝負が決まるため、脳トレ的なゲームとも言えます。
駒を一列に揃えるという視覚的な理解が可能であれば、小さい子供でも遊ぶことができるでしょう。
遊び方の工夫
公式のルールは2人で遊ぶクアルトですが、「時計回りに順番に駒を置く」といったルールで行えば3人以上でも遊べるでしょう。
この際、「駒は右隣の人からもらう」というルールにすれば、クアルトのゲーム性を損なうことなく複数名で遊ぶことができます。
また、知的な面から色・高さ・形状・穴の有無の4つの要素の把握が難しい場合は、「高さだけ」「高さと色だけ」のように要素を絞るといいでしょう。
参考資料
『クアルト』(“PLAY Department Store)2024年1月7日閲覧


