小学校低学年のお手伝い
7~8歳頃、小学校1,2年生のお手伝いは、生活に必要な道具を扱っていくことが増えるでしょう。
掃除用具や刃物を触る場合なども考えられ、慎重に道具を扱う大切さを覚える時期でもあります。
以下、個人差はあるでしょうが子供の発達の背景を踏まえた、お手伝いの例を挙げていきます。
お手伝いの例
ほうきで掃除をする
7~8歳頃はほうきとちりとりを扱うことも良い経験となる時期です。
掃除機が普及した現代では、家庭でほうき・ちりとりを使うことも多くはないかもしれません。
しかし小学校などではほうき・ちりとりを使う機会はあるでしょうから、良い練習となるでしょう。
学校でしていても、改めて家庭で親が見てみると子供のほうきの使い方がおぼつかないという場合もあります。
ほうき・ちりとりの扱いは掃除の基本ですから、家庭で経験させるのは大事でしょう。
刃物の使用
7~8歳の時期は包丁やカッターナイフなど、刃物の使い方も少しずつ覚えていく時期と考えられます。
親からすると子供が刃物を扱うことは怖いし心配ですから、ついつい後回し・親が代わりにやってしまいがちです。
しかしながら、刃物を「注意して」使う経験は大切です。
過度に怖がり過ぎず、かといって注意を怠らず、適切なレベルで「気をつける」ためには経験や練習、指導が必要です。
果物を包丁で切る、紙をカッターナイフで切るなどの経験を親子で少しずつ積んでいきましょう。
日曜大工のお手伝い
かなづちやドライバーといった工具類の使用も良い経験の時期と考えられます。
これらは腕の力と器用さの双方が必要な作業でしょう。上手に力を込めることや両手をうまく使い分ける作業は、子供にとって良い刺激となるでしょう。
また、これらは大人の言うことをしっかり聞いて作業内容を理解するという練習にもなるでしょう。
年齢別のお手伝いの一覧