子供に塩分は1日どれくらい?
子供が塩分過多にならない程度の摂取量ってどのくらいなのでしょう?
1日あたりの塩分摂取量の目安は、年齢や性別によって異なります。
例えば、
6〜7歳、つまり小学校1年生の場合の塩分摂取量の目安は1日あたり約5gです。
これはおよそカップラーメン1個分に相当します。
性別・年齢別 1日あたりの塩分摂取量の目安
厚生労働省の「日本人の食事摂取基準」によると、
1日当たりの塩分摂取は
1~2歳 男児:3g未満 女児:3.5g未満
3~5歳 男児:4g未満 女児:4.5g未満
6~7歳 男児:5g未満 女児:5.5g未満
8~9歳 男児:5.5g未満 女児:6g未満
10~11歳 男児:6.5g未満 女児:7g未満
12~14歳 男児:8g未満 女児:7g未満
以降、同量。
となっています。
おおむね中学生くらいになると、大人と同じ目安になることがわかりますね。
食べ物に含まれる塩分の目安
先述の通り、例えばカップヌードルの食塩相当量はおよそ5.2gです。
カップ麺1個で、小学校1年生の子の1日の塩分摂取量に相当しますね。
また、例えばマクドナルドのハンバーガーは1個で食塩相当量は1.4gとなっています。
チーズバーガーは1.9g。
おわりに
以上のように目安となる数値は紹介しましたが、
実際の食生活では人は塩分を摂り過ぎな傾向があるようです。
カップラーメに1個の塩分量を考えれば、1日に食べるもので塩分量が摂取目安量を超えていることは想像に難くないのではないでしょうか。
子供の食育には、子供だけでなく大人自身の栄養バランスも振り返る必要があるのかもしれません。
その他の記事
参考資料
『カップヌードル』(日清)2020年2月26日検索
『栄養情報一覧』(マクドナルド)2020年2月26日検索
『子供のカロリーなど』(厚生労働省)2018年1月11日検索