悩みの対処法を知る
生きていく上で、悩んだことがまったくない人は少ないと思います。
多くの人が悩んだり不安になった経験はあるでしょう。
一方で、悩み事が生じたときにどのように対応し心身の健康を保つかを学ぶ機会は意外と少ないのではないでしょうか。
自分なりの悩みへの対処法を知ることは、人生にとって大きな財産となるでしょう。
デール・カーネギーの著書「道は開ける」を参考に、悩みに対する処世術について考えていきます。
解説
「道は開ける」について
「道は開ける」とは、アメリカの作家であるデール・カーネギーが書いた悩みに対する考え方の本です。
悩みや不安は誰もが経験し、場合によっては心身を害する人も少なくありません。
しかし多くの人は悩みに対する具体的な解消法や考え方を学んだり指導を受ける機会がありません。
そのことに問題意識を持ったカーネギーは、悩みに関する研究資料や人々の実体験を集約し、「道は開ける(原題「How to Stop Worrying and Start Living」)を完成させます。
「道は開ける」は、「悩んだときにはどうすればいいか」のヒントを与えてくれる世界的名著と言えます。
「道は開ける」には悩みに対する様々な工夫がだけでなく、悩みが人へ与える悪影響の大きさ、悩みの対処法について学ぶ機会が少ない現状を指摘しています。
悩みへの戦略
悩みに対する戦略を知らないものは若死にする
アレクシス・カレル
D・カーネギー『道は開ける』創元社(1999)p68より引用
過度な悩みや不安はストレスとなり、心身の健康を損ねることは想像に難くありません。
もちろん病気になる原因はストレスだけではないですが、一因になりうることは多くの人が感じるところではないでしょうか。
カーネギーは著書の中で、悩みがいかに人の心身に悪影響を及ぼすか、実例を交えてかなりのページを割いて指摘しています。
自覚がないままストレスを抱えすぎ、身体や心を壊して初めて自分が過剰に追い詰められていたことを気づくケースは少なくありません。
悩みに対処していくには、悩みというものがどれだけ自分に影響を与えるかしっかり知り意識することが重要と言えます。
悩みを解決する3段階の思考法
参考資料
D・カーネギー『道は開ける』創元社、1999年


