言語発達(質問-応答関係検査) 3歳児の言語表出

【3歳】自分の年齢を言えること|子供の言葉の発達

公開日:2026年4月2日


 
 

「何歳?」「いくつ?」に答えられること

 3歳頃は自分の年齢を言葉で答えることができはじめる時期と考えられます。

 つまり他者から「何歳?」「いくつ?」などと聞かれた場合に「3歳」と答えられることを意味します。
 これは自己理解の芽生えと社会的成長の表れとも言えます。

 
 
 

解説

発達の概要

 定型発達の観点から見ると、3歳頃になると子供は「自分」と「他者」を区別して認識することがより成長していきます。
 「私は〇歳」という表現も、その区別を言葉で示せるようになった状態と言えるでしょう。

 日常生活で大人から「何歳?」と聞かれる経験は、年齢という概念を子供が知る・学ぶきっかけにもなります。

 数の概念も発達していき、3歳頃は3までの数概念を理解できるようになりつつあります。

 「3歳」と言えることは、言語理解や数概念、自己認識の成長と言えるでしょう。
 
 

できないときの対応

 3歳を過ぎても自分の年齢を言えない場合、無理に教えるのではなく焦らず丁寧に関わることが大切です。

 まずは、日常会話の中で自然に年齢という概念に触れるようにします。
 たとえば、「○○ちゃんは3歳になったね」「○○君は2歳なんだって」というように、年齢についての話題を取り入れていきます。
 誕生日をお祝いする経験を通して、「自分の年齢」を体感的に覚えていくことももちろん有意義です。

 また、指を使って「いっぽん、にほん、さんぼん」と数える遊びを取り入れ、数概念を深めていくことも大切でしょう。

 
 

できたときに次にすること

 自分の年齢を言えるようになったら、さらに応用的なやりとりも経験していきましょう。

 「○○君は今3歳。今度誕生日が来たら何歳になるかな?」など、「3」の次が「4」であるという数の性質を学んでいきます。

 「3歳」という年齢を単なる丸暗記ではなく、概念理解を含めたものにしていきます。

 この時期の子供は、自己認識を深めながら周囲との関わりも広げていくため、家族や友達の年齢を知りたがる姿も見られます。
 そういった知的好奇心も大切にしながら日々の会話を丁寧に行っていきましょう。

 
 
 

参考資料

『遠城寺式乳幼児分析的発達検査法について』(認知神経科学会)2023年3月18日閲覧

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