言語検査 言語発達(質問-応答関係検査)

質問―応答関係検査 簡易版とは?|子供の言葉の発達

公開日:2025年11月14日


 
 

質問応答関係検査 簡易版とは?

 言語検査である「質問―応答関係検査」は、指定された項目のみ抜粋して行うことで短時間の評価が可能です。

 質問―応答関係検査における簡易版とは、このような抜粋した上での簡易な実施を指します。

 
 
 

解説

質問―応答関係検査とは?

 「質問―応答関係検査」とは、2歳台から就学前を対象にした言語検査です。

 30分程度で実施が可能な、どちらかといえば簡易な言語検査に位置付けられます。
 このため他の言語検査と併用して実施されるケースが多いでしょう。

 内容としては文字通り検査者の質問に対して子供に応答で答えてもらう形式を取ります。
 このため言語能力の中でも言語表出能力が問われる検査と言えます。

 「質問―応答関係検査」は10個の下位項目で構成されます。

 全て実施すると下位項目ごとの目安となる発達年齢と、合計点から全体としての発達年齢を算出できます。

 
 

簡易版について

 「質問―応答関係検査」は、米印がついた設問のみを実施することで簡易に実施することができます。

 この場合は下位項目ごとの結果は算出せず、合計点と簡易版の尺度を照らし合わせて結果を出します。

 質問―応答関係検査は全ての実施してもそこまで時間がかからない検査ですが、簡易版にてさらに短時間で行うことができます。
 言葉の遅れが主訴で来た子供の初回スクリーニング的なシチュエーションで重宝するでしょう。

 質問―応答関係検査は、基本的には検査用紙に準じて順番に実施することが推奨されます。

 しかしながら、簡易版をまず実施してそのあとに残りの項目を実施することは想定されています。

 このため最初は簡易版で実施してその結果によって残りの項目を実施するかどうか判断するといった使い方もできるでしょう。

 
 
 

参考資料

『質問―応答関係検査1―検査の作成とノーマルデータ―』(日本音声言語医学会)2023年11月13日閲覧

『質問―応答関係検査2―質的分析と会話能力の段階設定―』(日本音声言語医学会)2023年11月13日閲覧

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