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満足型学級の利点
満足型学級は生徒達の人間関係が良好であることに加え、学習意欲が高く学力の定着度が高い様子がうかがえます。
学級集団のタイプには「満足型」「管理型」「なれあい型」「荒れ始め型」「崩壊型」などがあります。
このうち望ましいとされるのが満足型学級です。
集団としてのまとまりと個人の尊重が両立された満足型学級を目指すことは、学級経営として有意義な取り組みと考えられます。
解説
満足型学級の学力
満足型学級はそうでない学級と比べてオーバーアチーバー(OA)の割合が高く、アンダーアチーバー(UA)の割合が低い様子がうかがえます。
ここで言う「オーバーアチーバー(OA)」とは、学力の定着度が高い児童を指します。
これに対し「アンダーアチーバー(UA)」は学力の定着度が低い児童を指します。
つまり満足型学級の生徒はそうでない学級と比較して学習意欲が高く学力も高いと考えられます。
満足型学級とアクティブラーニング
近年、学校での教育は「アクティブ・ラーニング(主体的・対話的で深い学び)」が推奨されています。
満足型学級はその性質からアクティブ・ラーニングによる学びが実施しやすい環境と言えるでしょう。
こういった対話型授業を作っていくには、以下のような5つの視点が大切であると言われています。
- 対話が必要となる課題の設定
- 湧いたを深めるための工夫
- 子供達の内面を豊かにする活動
- 話し方、聴き方の工夫
- 環境設定
このように、「ルール」と「リレーション」が両立された学級にて、主体的で対話的な学びを行うことが学級経営には重要と言えるでしょう。
参考資料
河村茂雄、武蔵由佳(2008)『学級集団の状態といじめの発生についての考察』(日本教育カウンセリング学会)2024年6月8日閲覧
小野寺正己(2020)『学級状態の違いが学習意欲及び学力に及ぼす影響の縦断的検討』(日本学級経営心理学会)2025年8月30日閲覧



