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学級経営における5つのタイプ分類
- 満足型
- 管理型
- なれあい型
- 荒れ始め型
- 崩壊型
早稲田大学の河村茂雄によると、学校におけるクラスの状態は、上記のような5つのタイプが考えられます。
これらは「楽しい学校生活を送るためのアンケートQ-U」というツールで客観的に評価が可能です。
学級経営においては満足型学級が望ましいと考えられます。
概要
満足型
集団としてのまとまりと個人の尊重が両立された学級集団です。
満足型学級は学級内で「ルール」と「リレーション」が両立され、生徒の満足度が高いと考えられます。
管理型
教師主導のルールが強く反映されている状態の学級です。
一見すると統率されたまとまりのある学級ですが、相互性や個の尊重が乏しくなりがちです。
なれあい型
個人への配慮をするあまり、集団としてのまとまりを欠くのがなれあい型の学級です。
個別の配慮を行うことは悪い事ではありませんが、それが行き過ぎると学校生活で重要な集団生活による人間関係を学ぶことができなくなります。
管理型が一昔前の学級経営のスタイルとすれば、なれあい型は一斉指導を強く推進できなくなった現代の学級スタイルとも言えます。
荒れ始め型
一斉指導が行き届かなくなった、学級崩壊一歩手前の状態です。
「管理型」や「なれあい型」の悪い側面が進行した結果、この「荒れ始め型」に移行すると考えられています。
崩壊型
「崩壊型」はいわゆる学級崩壊の状態です。
文字通り学級という集団が崩壊しており、学級経営が困難です。
「荒れ始め型」がさらに悪化した状態と位置付けられます。
各タイプの詳細
5つのタイプの解説
各タイプの動向
参考資料
河村茂雄、武蔵由佳(2008)『学級集団の状態といじめの発生についての考察』(日本教育カウンセリング学会)2024年6月8日閲覧
小野寺正己(2020)『学級状態の違いが学習意欲及び学力に及ぼす影響の縦断的検討』(日本学級経営心理学会)2025年8月30日閲覧



