妊娠中に食べてはいけないものは?
妊娠中は煙草とお酒(アルコール)は摂らないようにします。
さらに、食材で食べてはいけないものはあるか?
妊娠中は「何を食べてはいけない」というよりは、「食べる量に気をつける」ということが重要です。
以下、もう少し詳しく。
食事はバランスよく
厚生労働省の資料によると、
妊娠中の煙草やお酒の摂取は基本的に控えることを推奨しています。
では、他に摂ってはいけない・食べてはいけないものはあるか?
特定の食材で「これはダメ」というのはなかなかなくて、どれも摂取量が大事であることがわかります。
誰にでも共通することですが、
食事はバランスよく、過剰摂取は避けるようにします。
そんな妊婦さんの食生活において、特に摂取量に配慮するのはお魚でしょう。
妊娠中の魚の摂取量
なぜ妊婦さんがお魚を食べるときは気をつけないといけないのか。
その背景には水銀があります。
大型の魚の体内には、食物連鎖によって蓄積された水銀があります。
大人はある程度水銀を排出できますが、お腹の中の赤ちゃんはそれが難しい。
妊娠中にお魚を食べるときは水銀について気をつけます。
厚生労働省の資料によると、例えば以下の魚は1人前(約80g)食べただけで、妊婦さんの1週間の水銀許容量に達してしまいます。
- キンメダイ
- ツチクジラ
- メカジキ
- クロマグロ(本マグロ)
- メバチ(メバチマグロ)
- エッチュウバイガイ
- マッコウクジラ
他にも水銀の量は魚によってそれぞれ異なるので、気になる場合は厚生労働省など信頼のおけるページを見てみましょう。
まとめ
妊娠すると食生活が気になるものです。
妊娠中って食べてはいけないものってあるの?
そう考えます。
まず妊娠中は煙草やお酒を控えましょう。
一方で、
食材については「食べてはダメ」というより「食べる量」を気をつけましょう。
コーヒーなどカフェインなども同様です。
妊娠中に特に気をつけるものの1つはお魚。
もっと言うとお魚の中の水銀。
しかし、全ての魚の水銀量を把握するのは難しいでしょうから、
まずは自分が普段よく食べるお魚の許容量を把握してみてはいかがえしょうか。
その他の記事
参考資料
『妊娠中と産後の食事について』(厚生労働省)2019年2月8日検索
『お魚について知っておいてほしいこと』(厚生労働省)2019年2月8日検索