しっぽ取りゲームとは?
しっぽ取りゲームとは、腰の後ろにつけた紐(あるいはタオルなど)を取り合う鬼ごっこの応用ルールの1つです。
誰もが「追いかける」「追いかけられる」側であるため、通常の鬼ごっこよりも視野が広い注意力が必要となります。
解説
ルール
- 腰の後ろに紐やタオルなどを付け、これを「しっぽ」とします。
- しっぽはズボンから垂らすようにしてもいいですし、ガムテープなどで弱めに貼り付けてもいいでしょう。いずれにせよ引っ張れば安全に外れるようにしておきます。
- スタートで鬼ごっこのように走ります。
- 他の人のしっぽを取れれば勝ち、自分のしっぽが取られたら負けです。
- 一番多くしっぽを取れた人が優勝です。
しっぽには紐やタオル、ハチマキなどが使えるでしょう。
人数が多い場合はチーム戦などで行っても盛り上がります。
コツ・ポイント
「しっぽ取りゲーム」はしっぽを取り合う際に事故がないよう、しっぽの固定の仕方に気を付けましょう。
テープで固定する場合は強すぎず弱すぎない程度で固定します。
また走っている際に足に絡まってしまわないよう、紐の長さには注意しましょう。
屋外で行う場合は逃げる範囲をあらかじめ決めておくとスムーズです。
意義・ねらい
しっぽ取りゲームは誰もが「追いかける」「追いかけられる」側となります。
このため通常の鬼ごっこよりも広い視野と注意力が必要になります。
通常の鬼ごっこには飽きてしまった子でも楽しめるでしょう。
また、相手から取ったしっぽが手元に残るので、成果が目に見えてわかるのも子供にとっては達成感につながるでしょう。
大人側からも、子供達それぞれの性格を見ることができます。
つまり、たくさんしっぽを取りながらも自分もしっぽを取られてしまう子。
しっぽを取りつつ自分のしっぽも手堅く守る子。
しっぽをなかなか取れず、自分のしっぽを取られてしまう子。
相手のしっぽは取ろうとせず、逃げることに専念する子。
それぞれに良い・悪いはありませんが、その子その子の傾向が見えて大人としても興味深いでしょう。