2歳児への色名理解の促し
2歳頃は好きな色の名前が1~2色言えるかもしれない時期です。
色の名前の理解としてはまだまだ芽生えの段階であり、流暢に色名を扱うことは難しいかもしれません。
しかし一方で、特異な色ができたり、好きな色は呼称したりと色の理解が始まる時期でもあります。
色合わせや遊びの中で、色と色名への興味を促していきます。
色の理解の発達と解説
色の名前の教え方
発達の土台
発達の土台ができていなければ、色の名前だけ教え込んでもなかなか難しいものです。
その他の側面の発達もバランス良く見ていく必要があります。
2歳頃は2語文を話し始める時期です。
「2歳で2語文」というのは語呂もよく、発達の指標としてはよく用いられます。
ここで言う2語文とは例えば「ごはん たべる」などです。
また「大きい・小さい」といった概念がわかるのも2歳頃です。
紙に書いた大きい〇と小さい〇で、「大きいのどっち?」と聞いて正しいほうを指させるかなどで大小の理解は確認できます。
教え方
2歳頃は色の名前を教え込むというよりは、色に親しんでいく段階と考えられます。
例えば赤・青・黄・緑の画用紙がそれぞれ2枚ずつあって、これらを色別に分けていく。
こういった色と色を合わせる作業を「色のマッチング」と言ったりします。
色の名前を理解するには、それぞれの色をしっかりと区別できないといけませんから、色のマッチングは重要になります。
そして色のマッチングが十分にできてたら実際に色の名前の学習に入っていきます。
とはいっても2歳頃なら遊びや生活の中で色を取り入れていくかたちで十分でしょう。
「赤いミニカー」「青いミニカー」のように、
名詞は一緒で色の名前のみで識別しないといけない表現で子供の反応を見ていきます。
おわりに
色は人それぞれ好みがあるので、どの色から覚えないとということはありません。
一般的な練習では赤と青、赤・青・黄・緑など原色を扱うことが多いですが、好きな色から取り組んで差し支えありません。
例えば女の子なら「ピンク」などのほうが興味をそそるかもしれませんね。
どの色が大切というわけでなく、
色に興味を示し、その色に固有の名前があるという、色と色名の結びつきが大切です。
参考資料
『遠城寺式乳幼児分析的発達検査法について』(認知神経科学会)2023年3月18日閲覧





