クリエイティブな人はモテる?
心理学的に、クリエイティブな人はモテる可能性があります。
具体的には性格因子における「開放性」のスコアが高く、それにより創造性を活かす仕事で自立している人はモテる可能性があります。
解説
開放性とは?
性格分析において比較的有名な手法に「ビッグファイブ」という理論があります。
ビッグファイブは人の性格を5つの要素で考えます。
その5つとは以下のようなものになります。
- N:神経質傾向(Neuroticism)
- E:外向性(Extraversion)
- O:開放性(Openness to Experience)
- C:誠実性(Conscientiousness)
- A:調和性(Agreeableness)
このうち開放性は、アイディアや知的好奇心、創造性といったクリエイティブな知性に関連すると考えられます。
研究では、開放性のスコアは文化的・芸術的活動の関りを予測することがわかっています。
開放性と恋愛
パーソナリティに関する研究によると、プロの画家や詩人は趣味でそれらをしている人やそういった活動をまったくしてない人と比べると、一生のうちに関わる性的パートナーが明らかに多かったそうです。
創作を生業とする人はそうでない人とそもそもライフスタイルがかなり異なりますので、この研究の信憑性は微妙な面もあります。
しかしながら「クリエイティブな人がモテる」のは、一般的な感覚としても思い当たるところはあるのではないでしょうか。
心理学者のジェフリー・ミラーは、言語的創造性の巧みな人は、集団の知能を押し上げることを期待できるため、パートナー選択の基準になったと考えています。
つまり人類の歴史においてクリエイティブであることは、(周囲にも良い影響を与えることが期待できるため)モテる要素の1つであったのではないかということです。
ビッグ・ファイブ理論とは?
参考資料
ダニエル・ネトル(Daniel Nettle)(著)、竹内 和世(翻訳)『パーソナリティを科学する―特性5因子であなたがわかる』白揚社、2009年


