1. 意中の人が、友達と付き合うことになった
片想いをすることがあります。
片想いとは、相手の気持ちはわからないけれど、自分はその人が好きだという状態です。
多くの場合、片想いのときは、相手は自分の気持ちを知らないものです。
片想いをすると、好きな人のことが気になります。
相手も自分のことが好きでいてくれたらいいなあと思います。
つまり両想いになりたいなあと思います。
だから片想いをしているときは、両想いになるためにはどうしたらいいかを考えてしまいます。
恋愛のことを、信頼している友達に相談することがあります。
けれど、恋愛とはなかなか難しいものです。
いろいろな出来事が重なって、
「自分の好きな人が自分の友人と付き合うことになった」ということがしばしば起こります。
2. 「取られた感じ」「取った感じ」
自分が片想いしている人をAさんとします。
Aさんに片想いしていることを友人のBさんに相談したとします。
Bさんに相談した当時、BさんはAさんのことは恋愛対象としては好きではなかった。
けれど、時間が経って、BさんもAさんのことが好きになって、結果としてBさんとAさんが付き合うことになってしまうということがあります。
Aさんと両想いになるためにBさんに相談したのに、BさんがAさんと両想いになってしまう。
なんだか友達に自分の好きな人を取られた感じです。
恋愛において、この「取られた感じ」「取った感じ」というのがしばしば起こります。
3. あえて人が好きな人を好きになる
恋愛において、「取られた感じ」「取った感じ」というのがしばしば起こります。
人が誰を好きになるかは自由だからです。
自由に、自分の正直な気持ちで、誰かを好きになるなら、それはいけないことではありません。
けれどその一方で、
あえて「誰かが片想いしている人」を好きになる人というのがいます。
そんなにお腹が空いてなくても、隣でおいしそうにケーキを食べる人がいたら、なんだか自分もそのケーキを食べたくなります。
恋愛でも似たようなことが起こります。
自分はその人にそんなに興味がなくても、誰かがその人のことを好きだとわかると自分もその人と付き合ってみたくなる。
そういう人が世の中にはいます。
4. 隣の芝は青い
「隣の芝は青い」ということわざがあります。
他人のものは良さそうに見えるという意味です。
恋愛においても、「他人が好きな人は良さそうに見える」ことがしばしばあります。
他人の好きな人ばっかり好きになる人が世の中にはいます。
好きな人のことを相談したばっかりに、友人がその人を好きになってしまうことがたまにあります。
そうなると、友人のしたことはものすごく「ダメなこと」ではないのですが、やっぱりちょっと悲しい気持ちになります。
だから、恋愛のことを相談するときはたとえ日常的には信頼できる友人であっても慎重にします。
普段とても信頼できる人でも、恋愛に関しては状況が違うということが多々あるからです。