大人の発達障害あるいはコミュニケーションが苦手な人のための、ソーシャルスキルのページです。
独り言がうるさい人の対処法
独り言がうるさい人がいて、それを不快に思う場合は、相手にそれを悟られる前に距離をとるようにします。
大きすぎる声の独り言を無視し続けるのは難しいものです。
自分自身が物事に集中できなくなりますし、
場の空気も不自然になります。
「独り言が大きいです」と言える関係性ならいいですが、それを言うと気まずい関係性もあります。
独り言がうるさい人は、「そういう人なんだ」と割り切って、日頃から距離をとるようにしたほうがストレスが減ります。
独り言がうるさい理由
独り言が大きい理由は大きく2つあるのではないでしょうか。
1つは物事に集中しすぎて周りが見えていない人です。
そしてもう1つは、
誰かにかまってほしい人です。
前者は物事に集中しているだけです。
そのため「自分の独り言が大きい」と気づけると、途端に恥ずかしがりすぐに独り言をやめます。
一方で後者は厄介です。
誰かにかまってほしい人は、誰かがかまってくれるまで独り言を言います。
誰かと関わりたいなら場に合った話しかけ方をすればいいのですが、その仕方がわからないのですね。
独り言を誰かが拾ってくれるというかたちで人とコミュニケーションをとることに慣れてしまっているわけです。
他人を変えるより自分を変える
他人を変えるというのは難しいものです。
他人を変えるより自分を変えるほうが手っ取り早かったりします。
「独り言がうるさい」ことは、何かと損をする癖だと思います。
しかし「独り言がうるさくて迷惑だ」ということを相手に言いすぎても、トラブルになる可能性があります。
多くの場合、自分が「あの人は独り言がうるさいな」と感じたら、他の人も同じように感じています。
それでも周りがあまりそのことを指摘しないのは、
その人を無理に変えるより自分の接し方を変えたほうが手っ取り早いからです。
おわりに
独り言がうるさい人がいて、それを不快に感じたら、その人の独り言を聞かなくて済む場所に行くのが無難です。
このときに、あまり不機嫌そうな態度をとると逆に反感を買われるので、できるだけ自然に席を立ちます。
会社でデスクが隣であったり、どうしてもその人と一緒にいないといけないときは、
「物事に集中して周りが見えない自分」を演じるのもありかと思います。
かまってほしくて独り言がうるさい人は、「この人は自分にかまってくれるほど周りが見えていないな」と思うと独り言は言わないものです。