1. 手を洗うこと
手を洗うことは、大切なことです。
手を洗うことが大切な理由は2つあります。
1つは、清潔にすることが健康につながるからです。
手が汚れていると、食事などの際に口に雑菌が入って体調を崩すかもしれません。
だから手を清潔に保つことは大切です。
2つ目の理由は、清潔にしていると周りの人も心地良いからです。
たとえば同じ物を使うとき、相手の手が汚れていたら多くの人は嫌な気持ちになります。
清潔でいるということは、健康だけでなく人間関係においても大切なことです。
2. 手の洗い方
手を洗うときは、
まずは洗面所に行って水を出します。
手を少し濡らします。
ここで言う「少し」とは濡らす部分ではなく時間のことです。
つまり掌全体をさっと濡らすということです。
続いて石鹸をつけます。
石鹸をつけたら手をこすり合わせて手を洗います。
洗った後は水で流します。
石鹸が手に残っていないように気をつけます。
洗った後は手の水を取り除きます。
ハンカチやタオルで拭く場合もありますが、外出先ではその限りではありません。
ペーパーがある場合もありますし、風が出て手を乾かせるジェットタオルがある場合もあります。
いずれにせよ、
その場に合った方法で濡れた手を乾かします。
3. どんなときに手を洗う?
どんなときに手を洗うのでしょう?
手は手が汚れたときに洗います。
けれど、どのくらいが汚れていて、どのくらいが汚れていないのかは判断が難しいものです。
手には目には見えないほど小さい雑菌もあるので、目に見えるか見えないかだけでは手が汚れているかの判断が難しいものです。
ですので手を洗うタイミングは、
手が目に見えて汚れているかいないかだけでなく、
場面が切り替わるタイミングで行うことがあります。
例えば食事が始まるとき。
例えばトイレに行ったあと。
外から家に帰ってきたとき。
料理を始めるとき。
そういう場面が切り替わるときは手が目に見えて汚れていなくても手を洗うことがあります。
4. 手を洗うという行為自体に意味がある
手を洗わないで料理をしていると、周りの人はあまり心地良い気持ちはしません。
トイレに行った後に手を洗わない人がいると、多くの人は嫌な気持ちになります。
手が目に見えて汚れているかいないかだけでなく、
相手が手を洗ったという事実があるかどうかを多くの人は気にします。
そういう意味では、「手を洗う」という行為は衛生管理である一方でマナーでもあります。
また、手を洗うときは手全体を洗うようにします。
指先だけちょちょっと洗う洗い方は、多くの人は心地良くは感じません。