人間関係の教科書

相手が話したい時間の長さを察する|大人の発達障害とソーシャルスキル

公開日:2020年8月22日

大人の発達障害あるいはコミュニケーションが苦手な人のための、ソーシャルスキルのページです。
 
 


 
 

相手がどのくらいの時間、話していたいか

誰かと会話をするときに、

相手がどのくらいの時間話したいかを察して、その長さに合わせるようにするとコミュニケーションがうまくいくことがあります。

会話を長くゆっくりしたほうがいいときもあれば、

短く要点を押さえて手早くやったほうがいいときもあります。

相手がゆっくり話したいといはゆっくり話を聞いてあげます。

相手が手早く用件だけ伝えたいときは、こちらも手際よく対応します。

相手が考える会話の「尺」に合わせることで、相手は気軽に話すことができます。

 
 
 

聞き上手は時間の長さの読みが上手

人との会話のコツは、聞き上手になることだとよく言われます。

聞き上手とは文字通り相手の話を上手に聞くことです。

相手が「また話したい」と思ってもらえる聞き方ができれば、その人とのコミュニケーションは幾分うまくいきます。

「また話したい」と思ってもらうために、会話の「尺」は重要です。

だから人の話を聞くときは、その人が「どれくらい話したいか」を考えるようにします。

長く話を聞いてほしいときに、手早くされてしまうと相手は寂しく感じるかもしれません。

逆に手早く用件だけ言いたいときに、長々と話してしまうとめんどくさいと思われるかもしれません。

相手が話したい時間の長さに合わせて、聞き方や相槌を変えていきます。

 
 
 

会話の時間の合わせ方

相手が長くゆっくり話したい場合、
共感を求めていることが多いです。

相手が短く話したい場合、
事実確認や答えを求めている場合が多いです。

同じような内容でも、相手の意図は異なる場合があります。

「今日は○○さん出勤してる?」と聞かれたときに、

「いいえ、○○さんはお休みです」と事実だけを言えばいいときもあれば、

「いいえ、○○さんはお休みですけど、何かありました?」

と理由を聞いてあげたほうがいいときもあります。

ただその人が休みかどうか知りたいだけのときもあれば、その人がいないがゆえに困っていて、誰かに相談したい場合もあるからです。

 
 
 

おわりに

基本的に会話は長々とならない整理された内容にするよう心がけます。

しかし会話は他者と共感する大切な場でもあります。

相手が共感を求め、長く話したい場合は、丁寧に会話を行うことも大切です。

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