恋愛

【SST】空気を読めば、とりあえずモテる。

公開日:2017年2月22日

社会で円滑に生きていくためには知的機能や身体的能力だけでなく社会性が必要です。
暗黙のルールを知る、空気を読む、人の気持ちを察する etc…
これらはソーシャルスキルと呼ばれます。

ソーシャルスキルトレーニング(SST)はアスペルガー症候群やそのほか発達障害、あるいはコミュニケーションが苦手な人にとって有効です。

補足記事:ソーシャルスキルトレーニングとは?
 
 
 
【空気を読むということ】
空気を読むとはどういうことでしょう?

空気を読むと言うと、
言いたいことや思っていることを言わず、周りとのトラブルをただ避けるというネガティブな側面と、
周りをよく見ることができて臨機応変というポジティブな側面があります。

ソーシャルスキルとしての空気を読むことは、後者です。

空気を読むということは「こうすべき」という人格のあり方ではなく、社会的なテクニックのひとつです。

補足記事:空気を読むことと、個性を発揮すること
 
 
 
【平凡にモテるということ】
自然に異性とコミュニケーションをとり、
何度か恋愛経験を持ち、
平均的に恋人と付き合い、
場合によっては結婚し。

ごく平凡に恋愛をする上で、類い稀な才能や容姿は必要ありません。

恋愛経験がない人、あるいはそれが極端に少ない人が「モテモテとまではいかなくても、人並みに恋人が欲しい」と思った時に必要なのはお金でも容姿でもなく空気を読む力です。
 
 
 
【空気を読むということ】
空気を読む一口に言ってもいろいろありますが、
恋愛における空気を読むとはどういったことでしょう?
 
 
 
☑TPOに合った服を着る
人間は中身が大切ですが、外見もそれなりに大切です。

SST的な外見の大切さとは容姿端麗であることではありません。
TPOに合った服を着ましょう。
Time(時間)、Place(場所)、Occasion(場合)に合った格好にするのです。

空気を読めない格好は2種類に分かれます。
一つは服装に無頓着なパターン
もう一つは服装にこだわりがありすぎるパターンです。

 
 
 
☑引き際を考える
物事には加減であったり程度であったり限度があります。

0か100ではなく、その中間の微妙なところで社会は動いているのです。

あなたが長くしゃべっているときのやめ時はいつでしょう?
意中の人とデートをしているとき、帰り時はいつでしょう?
人に親切にするのはいいことですが、しすぎになってしまう境界はどこでしょう?

どのくらいが適切で、どのくらいが過剰かを考えることが大切です。

補足記事:【SST】「常に輪に入ろう」としない
 
 
 
☑わかり合う
人と人は一緒にいる時間が長いほど共通の話題が増えるものです。
お互いのこと知っていくものです。

人はコミュニケーションを重ねれば重ねるほど、
言わなくてもわかることが増えていくものです。

言わなくてもわかってくれることが増えると、人はその人と気楽にコミュニケーションをとれます。

自分を理解してもらうことも大切ですが、
相手を理解する姿勢がまず大切です。

あなたは、相手の気持ちを言われなくてもどれだけわかるでしょうか?

どんなに時間を重ねても、「言わなきゃわからない」ままなら関係に変化はありません。
相手がどんな人でしょうか?どんなことを嬉しく感じ、どんなことに腹を立てるでしょうか?
どんな表情をしたときにどんな気持ちになっているのでしょうか?
相手がどういうときにはどんな言葉をかけたらいいのでしょう?

相手が言わなくても察してあげるのです。
けれど勘違いはNGです。

言わなくてもわかることだけではもちろん不十分です。
言葉になることも、言葉にならないことも、どっちも大切にするということです。

補足記事:【SST】「気づく」ことで、コミュニケーションはうまくなる
 
 
 
☑相手を立てる
この記事を読んでいるあなたは、コミュニケーションに苦手意識を持っているのかもしれません。

「空気を読む」とか「常識」に自信がないのかもしれません。
周囲の人から「変わってる」「天然」「個性的」などと言われた経験があるかもしれません。

「個性的」で傷ついた経験もあるかもしれませんが、もしかしたらその個性で話の中心になったり周りを笑わせたりとプラスの経験もしたことがあるかもしれません。

人間は誰もが、自分は平凡よりも少し個性的で有能な人間だと思いたいものです。

時には相手を立てることが大切です。
相手の個性をほめること。
相手の物事に対する視点が鋭いこと。
相手が素敵な個性を持っていると言うことを伝えましょう。

あなたが常識人のポジションになってみるのです。
お笑いのボケとツッコミで言ったら、あなたがツッコミになるのです。
 
 
 
☑集団を白けさせない
人間関係において集団にいかに溶け込めるかというのは重要です。

1対1のコミュニケーションと集団でのコミュニケーションは異なります。

集団では、場を白けさせないようにしましょう。

話題を急に変えないようにしましょう。
誰かが話しているときに、ひとつ前の話題をいきなり持ち出すのはやめましょう。
みんなが今話している話題に加わるのです。

声の大きさを合わせましょう。
特定の人を邪険に扱ったりするのはやめましょう。
人前で人を怒ってはいけません。

笑い声が大きすぎる人がいます。
それって目立つのです。
ほどほどに、周りと同じくらいのテンションで笑いましょう。
 
 
 
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