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「暗黙のルール」とは?
「暗黙のルール」とは明文化されていない、つまりはっきりとルールには決まっていないけれど、雰囲気としてみんなが守っているルールのことです。
「不文律」とか「暗黙の了解」なんて言われ方もしますね。
暗黙のルールを守ることは、円滑な人間関係につながったりします。
一方で暗黙のルールを気にし過ぎると、ストレスを感じたりむしろ人との関係がぎくしゃくしてしまうこともあるかもしれません。
暗黙のルールをどの程度守るべきか。これは状況によります。
しかしながら、
「非常識なことをするためには常識を知らなきゃいけない」
というのはお笑い芸人の志村けんさんの言葉にもあるように、
暗黙のルールを守るかどうかは別として、どんな暗黙のルールが世の中にあるのか知ること・把握することは有意義なことなのではないでしょうか。
「暗黙のルール」の例
女性が体調が悪そうなときに詳しいことを聞かない
女性は生理により体調がきついときがあります。
自分がいま生理中と人に知られたくはないものです。
もし相手のことが心配で声をかけたいのなら体調を聞くのではなく、
「○○代わりにしようか?」「少し休んでていいよ」
などの提案をしましょう。
男性に対して性的経験がないことを追求しない
男性は女性以上に、自分が異性とこれまでに性的関係をもっていないことを気にします。
恋人いない歴=年齢という場合は特にそうです。
離婚経験がある人がいるなら結婚についての話はしない
「子供は父親と母親、両親がいる環境で育てるべき」といった話を離婚して現在シングルの人がいるところで話すべきではありません。
具体的な貯金の話をしない
自分がいくら貯金を持っているか。そういうことは言わないようにしましょう。
「まあ、毎月ある程度は貯めています」「多くなないですが、ちょっとずつはしています」など基本的には遠回しに表現しましょう。
車は法定速度よりちょっと速い
車はその道路の法定速度で運転しなければいけません。
1kmでもオーバーすれば法律的には違法です。
しかし、実際は法定速度通りに走ると車が円滑に流れません。
そのため世の中の人は法定速度より少し速い速度で運転しています。
店内で同じジャンルの別の店の話をしない
同業者のお店を褒めるということは、
今いるお店の方がおいしくないという間接的な悪口です。
無料の物を何個ももらわない
「無料だし一人一個なんてルールないからもらわなきゃ損」と考える人は周りの人からもお店の人からも嫌われます。
出社時間ぎりぎりに出社しない
会社それぞれで常識はかなり異なりますが。
人前で鼻をほじらない
人が見ていないところでどうするかはあなたの自由ですが、人前ではやめましょう。
大人になるとゲームは勝ち負けより雰囲気
大人になると勝ち負けよりもみんなで共通のことをして楽しむ意味合いの方が強くなります。
人はお世辞を言う
基本的に店員さんはあなたのことを褒めてくれます。
しかしそれは必ずしも本心ではありません。
おわりに
暗黙のルールは多種多様です。
同じような行為でも、文脈によって解釈が異なってもきます。
そのほかの暗黙のルールについては、
「暗黙のルール」カテゴリーをご覧いただければ幸いです。