告白の成功率を上げるには
恋愛において山場となる相手への告白。
広島大学の研究によると、
大学生における告白の成功率は5割前後で、自分の気持ちを打ち明けるにはなかなか勇気が必要な確率ですね。
意中の相手と結ばれるためには、なんとしても成功したい告白。
告白した相手がいる場合は、
2人っきりのデートをこなし、特に用事がなくても会うことが自然な関係になってから告白するほうが成功する確率は上がります。
以下、もう少し詳しく。
告白が成功した人がやっていること
広島大学の心理学の研究で、恋愛における告白に関する論文があります。
大学生を対象に告白の成功の有無とその過程を調査した結果、
告白が成功した人は成功しなかった人と比べて下記のような項目を満たしていることが有意に多かったそうです。
- 2人で遊びに行く
- 2人で食事をする
- 家へ遊びに行く
- 特別な用がないのに会ったり連絡したりする
- 相談事を聞く
- 子供の頃の話をする
- 肩をたたくといったスキンシップがある
やはり2人っきりの時間を持つくらい親密になり、それが自然な関係にまで発展できれば告白の成功率もぐっと上がるようですね。
告白の成功率にはあまり影響しないこと
逆に、一見互いの距離が縮まったように見える行為でも、告白の成功率にはあまり影響しない項目もあったようです。
それらの項目は以下のようなものです。
- 親に紹介する
- 個人的な悩みを打ち明ける
- 相手と口げんかをする
付き合ってないうちから親に紹介するのは「重い」ということなのかもしれませんね。
相手の相談に乗ることは告白の成功率を高めますが、自分の悩みを打ち明けることは必ずしもそうではないようです。
喧嘩をすることで互いの正直な気持ちをぶつけ合い、互いの絆が深まりそうですが、それが恋愛成就につながるかといえば有意な差はない。
恋愛って難しいですね。
まとめ
互いのことを知らないまま、一目ぼれに近い形で告白してもなかなかリスクが高いものです。
恋愛に限らず、人間関係は徐々に距離を縮めていく方が賢明です。
告白をする前に、告白をOKしてもらえるような人間関係を築くことが先なのかもしれません。
告白の成功率を高めるには、
- 2人で遊びに行く
- 2人で食事をする
- 家へ遊びに行く
- 特別な用がないのに会ったり連絡したりする
- 相談事を聞く
- 子供の頃の話をする
- 肩をたたくといったスキンシップがある
といったことがポイントになります。
気をつけるのは、
無理矢理これらの項目を満たそうとしても意味がないということ。
嫌々相手にデートの約束をさせてもむしろ逆効果です。
人は人に社交辞令を言うものです。
2人っきりのデートも、会話も、スキンシップも、LINEの連絡の取り合いも、相手がほんとうにそれを望んでいるかがポイントです。
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参考資料
『恋愛における告白の成功・失敗の規定因』(広島大学学術情報リポジトリ)2018年10月15日検索