心理学

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共通特性論とは?(心理学)|個性・性格の研究

公開日:2025年5月5日


 
 

共通特性論とは?

 共通特性論とは、人の性格はいくつかの共通した要素があり、その要素の強弱が人の個性を作るという考え方です。

 共通特性論は、特性論における考え方の1つです。

 
 
 

解説

特性論とは?

 特性論とは、人の性格をいくつかの特性(特徴)で把握・分析しようとする考え方です。

 つまり人の「性格」は1つの形で言い表せるのではなく、いくつかパーツ(特性)で形作られているという考えです。

 特性論と反対の立場を取る考え方として、「類型論」があります。
 類型論とは性格をタイプ分けし、「あなたは○○タイプ」のような形式で類型化していきます。

 これに対して特性論は、その人の中にもいろいろな特徴・要素があると考えて性格を分析します。
 つまり特性の構成、組み合わせの妙がその人の性格を形作っていると考えます。

 
 

共通特性論による性格分析

 共通特性論は特性論の中でも、持っている特性自体は他者と共通のものという考え方をします。

 つまり人にはいくつかの共通した性格因子があり、これらそれぞれの強弱が人の性格を作るという考え方です。

 このため共通特性論は、「Aさんは外向性が高いが協調性が低い」「Bさんは外向性が中程度だが協調性が高い」などのように分析が可能です。

 共通特性論はそれぞれの特性を比較・数値化できます。このため「量的な個性」を分析できると言えるでしょう。

 ちなみに、このような共通特性論と違う立場を取るのが、「個別特性論」です。

 
 

性格分析の関係性

 以上を踏まえ、性格分析の分類・関係性を考えると以下のようになります。

【性格分析】ー【類型論】
      ー【特性論】ー【個別特性論】
            ー【共通特性論】

 人の性格を分析する上では、まずタイプ別に考える「類型論」と特徴の組合せで考える「特性論」があります。

 さらに特性論は、特性は他者と質的に異なるという立場を取る「個別特性論」と、特性自体は共通していてその強弱が個性を作ると考える「共通特性論」があります。

 
 
 

特性論について

 
 
 

参考資料

『発達障害者支援とアセスメントに関するガイドライン』(特定非営利活動法人 アスペ・エルデの会)2025年3月15日閲覧

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