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幼児用カフェオレの作り方
- コーヒー:50ml
- 牛乳:50ml
- 砂糖:4g
カフェインや糖分の摂取量を配慮した場合、4~6歳児向けのカフェオレのレシピは上記のようなものが考えられます。
ただしコーヒーも砂糖もこれより少なくできるのであれば、それに越したことはありません。
特におやつなどで砂糖を摂りがちであれば、配慮が必要でしょう。
以下、レシピの根拠に触れていきます。
解説
カフェオレについて
一般的にカフェオレとは、コーヒーと牛乳を同量で混ぜた飲み物を指します。
このためコーヒーと牛乳はおおむね同量で作ることが一般的と言えるでしょう。
一方でカフェオレには必ずしも砂糖が入っているわけではありません。
大人で砂糖が入っていないカフェオレを好む人も少なくないでしょう。
しかしながら、子供の場合はカフェオレやコーヒー牛乳に「甘さ」を期待することが多いかと思います。
このため、できるだけ差し支えない範囲での糖分摂取を考えます。
砂糖の摂取量について
4~6歳頃の場合、1日の摂取カロリーから計算すると砂糖の摂取量は16g程度に抑えることが望ましいと考えられます。
このあたりの詳しい計算・根拠については長くなるので後述の補足説明でとりあげたいと思います。
いずれにせよ1日の砂糖の摂取量を16gと仮定します。
1日あたり3食とおやつ1回で4回の食物摂取の機会があると考えると、1食あたりの砂糖の摂取量は4g程度と(大雑把ですが)考えられます。
仮におやつとしてカフェオレを飲むのであれば、砂糖4g、小さじ1杯より少ない程度ならカフェオレに入れてもいいかもしれません。
もちろん、他におやつを食べればその限りではないですし、食事の糖分摂取によって摂取量は容易に変化するでしょう。
このためあくまで目安です。
そもそも子供がしっかり「甘さ」を感じるカフェオレを作るには、かなりの量の砂糖を入れないといけません。
健康と嗜好を両立したカフェオレは難しいので、上記を参考にある程度の割り切り(健康を優先するか嗜好を優先するか)は必要でしょう。
カフェインの摂取量について
4~6歳児の場合、カフェインの1日あたりの摂取量は45mg程度が目安と考えられます。
このあたりの根拠についても長くなるので後述の補足説明でとりあげたいと思います。
コーヒー1杯あたりのカフェインの量はコーヒーの種類にもよります。
一般的にドリップコーヒーよりインスタントコーヒーの方がカフェインは多くなりがちです。
いずれにせよ、コーヒー100mlあたりのカフェインの量は60mgくらいとなります。
以上より計算すると、4~6歳児が飲むコーヒーの量としては70ml程度が目安になります。
レシピのまとめ
以上より、子供用のカフェオレを作る場合はコーヒーの量は70ml程度が限度と考えられます。
ただし、コーヒーと牛乳の量が増えれば増えるほど、甘さを出すために砂糖も多く必要になります。
カフェオレは一般的に牛乳をコーヒーと同量入れます。
以上を踏まえると、コーヒー50ml程度にし、総量100ml程度のカフェオレを作ることが無難と考えられます。
また、余裕があればコーヒーはインスタントではなくドリップコーヒーを使うといいでしょう。
ドリップコーヒーの方が若干ではありますがカフェインが少なくなりますし、「本物の味」を経験させることができるでしょう。
補足説明
砂糖の1日あたりの摂取量について