0歳児の発達

およそ0歳児の手先の器用さ~発達の特徴と目安~

公開日:2019年11月13日


 
 

およそ0歳児の手先の器用さ

およそ0歳児の手先の器用さの発達のポイントはなんなのでしょう?

0歳いう時期はどんな運動にせよ稚拙で、あまり細かな動作はできません。

個人差はありますが、
0歳児の上肢機能は「物をつかむ」ことがポイントになってきます。
さらに、いろんな物に触れてみよう・やっていみようという好奇心も大切です。

以下、もう少し具体的に。

 
 
 

0歳児の上肢機能の発達

物をつかむ

手に触れた物をつかめるかどうか。

 
 

物をつかみ続ける、振る

つかんだ物をすぐに離さず「つかみ続けることができるか」も大切です。

さらにそれを振ったりできればなおGOOD。

ガラガラ遊びは0歳頃にいいおもちゃです。

 
 

自分の手を見る

自分の手元を見るというのは大切なことです。

もう少し詳しく言うと、
自分の目と手の動きがリンクしているというのは大切なことです。

専門的にはこれを「目と手の協調性」と言ったりします。

 
 

物を持ちかえる

右手に持っている物を左手に持ち替える。
左手に持っている物を右手に持ち替える。

 
 

物を打ち合わせる

右手に持っている物と左手に持っている物を打ち合わせる。

シンバルのようなイメージですね。

 
 

太鼓を叩く

本物じゃなくておもちゃでいいですし、太鼓っぽい物でもOK。

要するに物で物を叩けるかということです。

 
 

物を落としたがる

親としては困りますが、成長過程に自然にみられる動作ではあります。

 
 

フタを開けたがる

関連して、引き出しを開けたがるのも。

 
 

スイッチを押したがる

テレビのリモコンなど。

なんいせよ興味は大切です。

 
 
 

おわりに

子供の発達には個人差があります。
ペースも様々で、1つの側面だけでその子の全体を語ることはできないものです。

あくまで参考程度に、その子自身のペースを大切にしてあげましょう。

また、子育てにおいては気になることを気軽に相談できる環境も大切です。

子供の成長が気になったら、一人で悩まず相談する一歩を踏み出してみましょう。

 
 
 

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参考資料

『遠城寺式乳幼児分析的発達検査法について』(認知神経科学会)2023年3月18日閲覧

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