0歳児の発達

およそ0歳児ができる運動~発達の特徴と目安~

公開日:2019年11月8日


 
 

およそ0歳児ができる運動

個人差はありますが、
歩き始めるのはおおよそ1歳頃です。

そのため、
0歳台は後の「立つ」「歩く」の土台となる運動がポイントになってきます。

具体的には首や腰が安定したり、つかまり立ちなど歩行の前段階の動作などがあります。

以下、もう少し詳しく見ていきます。

 
 
 

0歳児の運動発達

首がすわる

首がすわることを専門的には「定頸(ていけい)」と言います。

定頸は0歳台に見られます。

定頸に関して詳しくは以下をご参照ください。

 
 

寝返りをする

寝返りも0歳台の運動面で重要な指標の1つです。

 
 

座る

首が安定することで頭を支えることができ、
腰や身体全体が安定することで座ることができます。

お座りもこの時期から。

 
 

つかまり立ち

つかまり立ちもこの頃からです。

個人差はあるでしょうから、あくまで安全な範囲で。
無理に立たせず、あくまでその子の興味を尊重してあげましょう。

 
 

座りたがる・立ちたがる

寝ているより座りたがる。
座っているより立ちたがる。

ある意味、運動ができる・できない以上に、
その運動に興味があるか、やってみようとできるかどうかがとても大切です。

幼いうちは、「しなさい」と周りが指導して根性をみせるものでもありません。

お子さん自身の知的好奇心が成長には必要です。

 
 

一人で座って、手を使っておもちゃで遊ぶ

手を自由に使えるというのは、その姿勢が安定しているからこそできることです。

座った状態で、両手におもちゃを持って遊べているかも成長の指標になります。

 
 
 

おわりに

子供の発達には個人差があります。
ペースも様々で、1つの側面だけでその子の全体を語ることはできないものです。

あくまで参考程度に、その子自身のペースを大切にしてあげましょう。

また、子育てにおいては気になることを気軽に相談できる環境も大切です。

子供の成長が気になったら、一人で悩まず相談する一歩を踏み出してみましょう。

 
 
 

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参考資料

『遠城寺式乳幼児分析的発達検査法について』(認知神経科学会)2023年3月18日閲覧

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