はじめに
プルトイとは、紐で引っ張って遊ぶおもちゃのことです。
「Pull(引っ張る)」「Toy(おもちゃ)」で「プルトイ」。
ジャンルを指す名前もシンプルですが、遊び方も子供が歩きながら引っ張るというシンプルなものです。
シンプルなおもちゃであるプルトイですが、子供の歩行を促したり紐の先のおもちゃの動きを学ぶなど、興味深いおもちゃの1つではあります。
解説
プルトイの種類
プルトイは動物や乗り物の形をしたおもちゃに車輪と紐がついており、引っ張ることができます。
種類によっては引っ張ることで本体の一部が可動したり音が出るような物もあります。
また電車の形で積み木のように組み替えることができるなど、引っ張る以外の遊びを兼ねている物もあります。
このように、プルトイは紐で引っ張る遊びが主ではありますが、そこに動きがあったり組み替える・物を乗せるといったプラスアルファの遊びができる物もあります。
プルトイのねらいと子供の発達
プルトイの基本的なねらいは、紐で引っ張るおもちゃにより楽しみながら歩行を促すことにあります。
このため歩き始めの子供には重宝するおもちゃと言えるでしょう。
また、手から少し離れた距離にあるおもちゃが紐によって動く様子は、手先や物の感覚を学ぶ機会にもなるでしょう。
自分から離れた距離にある物が、紐でつながって自分の動きに対応して動いている。
こういった感覚を理解し扱えることは、後に物を操作することや運動(スポーツ)につながっていくでしょう。
例えば私達やバットやテニスラケットなどにより、手よりも長い距離でボールをとらえることができます。
車の運転の際は、自分よりはるかに大きい車体を壁にぶつけないように器用に動かします。
私達は自分の身体よりも遠い距離や大きい物を感覚で動かすことができます。
これは自分の身体を拡張できる感覚があるからです。
プルトイはこういった自分の身体を拡張する感覚を学ぶ機会になるとも考えられます。

