ゴブレットゴブラーズのコツ

大・中・小の駒を被せることが戦略の幅を生む、マルバツゲームの発展系「ゴブレットゴブラーズ」。
以下、ゴブレットゴブラーズで考えられるコツを挙げていきます。
解説
リーチを2か所作る
ゴブレットゴブラーズはうっかりミスがない限り、基本的には「相手がどうやっても次の一手で自分が勝てる」といういわゆる「詰み」の状態を作るのが勝利条件になります。
「詰み」の状態を作りやすいケースの1つに、自分のリーチを2か所作ることが挙げられます。
例えば以下のような状態です。(□は何も置いていないところ、〇と●がプレイヤーが置いたところです)
□ ● ●
□ 〇 ●
〇 □ □
このような状態であれば●のプレイヤーは左上と右下の2つにリーチがあり、どちらかを防がれても他方で勝つことができます。
ただしゴブレットゴブラーズはリーチが2か所あっても駒の大きさによって詰みにならないケースも多々あります。
例えば上記の例では右上の●が小だった場合、〇のプレイヤーが中や大を被せれば逆転負けしてしまいます。
相手が被せることができない駒で2か所のリーチを作ることは戦略として有効ではないでしょうか。
角や真ん中を重要視する
マルバツゲームにおけるコツですが、角や真ん中を取ると比較的有利にゲームを進めることができます。
ただしあくまで傾向の話です。
マルバツゲームですら状況によりますし、駒を被せるゴブレットゴブラーズならなおさらです。
初手で角か中央に置くと有利かもしれません。
駒の大小関係に注意する
言わずもがな、ゴブレットゴブラーズにおいて「大」の駒は相手から被せられることはなく使い勝手がいいですが、すぐに使い切っては手詰まりにもなってしまいます。
大・中・小それぞれの駒の消費ペースおよび相手の駒の把握が重要です。
ポイントとしては、ダブルリーチの交点に「大」の駒を使うと有利かもしれません。
つまり以下のような状況です。(「大」は●プレーヤーです)
□ ● 大
□ 〇 ●
〇 □ □
上記のような状況であれば、右上の角を相手が妨害(被せる)ことができないため、どちらかのリーチは維持されます。
参考資料
『ゴブレットゴブラーズ』(すごろくや)2024年1月8日閲覧