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ゴブレットゴブラーズの必勝法・コツ・定石など|ボードゲーム解説

公開日:2024年4月17日


 
 

ゴブレットゴブラーズのコツ



 大・中・小の駒を被せることが戦略の幅を生む、マルバツゲームの発展系「ゴブレットゴブラーズ」。

 以下、ゴブレットゴブラーズで考えられるコツを挙げていきます。

 
 
 

解説

リーチを2か所作る

 ゴブレットゴブラーズはうっかりミスがない限り、基本的には「相手がどうやっても次の一手で自分が勝てる」といういわゆる「詰み」の状態を作るのが勝利条件になります。

 「詰み」の状態を作りやすいケースの1つに、自分のリーチを2か所作ることが挙げられます。

 例えば以下のような状態です。(□は何も置いていないところ、〇と●がプレイヤーが置いたところです)

□ ● ●
□ 〇 ●
〇 □ □

 このような状態であれば●のプレイヤーは左上と右下の2つにリーチがあり、どちらかを防がれても他方で勝つことができます。

 ただしゴブレットゴブラーズはリーチが2か所あっても駒の大きさによって詰みにならないケースも多々あります。

 例えば上記の例では右上の●が小だった場合、〇のプレイヤーが中や大を被せれば逆転負けしてしまいます。

 相手が被せることができない駒で2か所のリーチを作ることは戦略として有効ではないでしょうか。

 
 

角や真ん中を重要視する

 マルバツゲームにおけるコツですが、角や真ん中を取ると比較的有利にゲームを進めることができます。

 ただしあくまで傾向の話です。
 マルバツゲームですら状況によりますし、駒を被せるゴブレットゴブラーズならなおさらです。

 初手で角か中央に置くと有利かもしれません。

 
 

駒の大小関係に注意する

 言わずもがな、ゴブレットゴブラーズにおいて「大」の駒は相手から被せられることはなく使い勝手がいいですが、すぐに使い切っては手詰まりにもなってしまいます。

 大・中・小それぞれの駒の消費ペースおよび相手の駒の把握が重要です。

 ポイントとしては、ダブルリーチの交点に「大」の駒を使うと有利かもしれません。

 つまり以下のような状況です。(「大」は●プレーヤーです)

□ ● 大
□ 〇 ●
〇 □ □

 上記のような状況であれば、右上の角を相手が妨害(被せる)ことができないため、どちらかのリーチは維持されます。

 
 
 

参考資料

『ゴブレットゴブラーズ』(すごろくや)2024年1月8日閲覧

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