学級経営

アドラー心理学から考える教師の役割|親学習プログラムSTEPの応用

公開日:2025年11月3日

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アドラー心理学を活かした学級経営

 満足型学級の実現には、親学習プログラムSTEPにあるような「勇気づけ」や「Ⅰ‐メッセージ」が役立つと考えられます。

 満足型学級の実現には、相互尊重ができる関係性を生徒と教師が築くことが重要です。

 
 
 

解説

親学習プログラムSTEPとは?

 STEP(Systematic Training for Effective Parenting)とは、良好な親子関係を築くために考えられたコミュニケーション方法です。

 アドラー心理学を背景としており、端的には良い意味で対等で民主的な親子関係を築くことを目指します。

 STEPは「親」を「教師」に置き換えることで、教師と生徒の関係性にも応用できるとされています。

 
 

STEPの概要

 STEPの概要としては、賞罰に替わるアプローチにて子供と接します。

 具体的には、「褒める(賞)」を「勇気づけ」に、「叱責(罰)」を「Ⅰ‐メッセージ」にします。

 例としては、「偉いね」といった褒める言葉を「素敵な姿を見せてくれてありがとう」など「勇気づけ」の言葉で置き換えます。

 「○○してはいけません」といった叱責・注意は、「□□をしてくれると先生は嬉しいな」といった「Ⅰ‐メッセージ」の言葉に置き換えます。

 このようにSTEPを踏まえた接し方は、子供と対等に接することにより相互的で民主的な関係性を築いていきます。

 
 
 

参考資料

河村茂雄、武蔵由佳(2008)『学級集団の状態といじめの発生についての考察』(日本教育カウンセリング学会)2024年6月8日閲覧

小野寺正己(2020)『学級状態の違いが学習意欲及び学力に及ぼす影響の縦断的検討』(日本学級経営心理学会)2025年8月30日閲覧

松﨑学、瀬尾七恵、鈴木英子(2016)『小学校における「満足型」学級づくりへの試み―Q-Uアンケート結果の共有と問題解決支援を中心に―』(日本教育カウンセリング学会)2025年8月30日閲覧

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