療育における絵カード
療育において絵カードはよく使う道具の1つです。
そして絵カードの中でも公文の製品はよく用いられる物の1つではないでしょうか。
療育の観点から、公文の絵カードを見ていきます。
解説
ひらがなカード
公文の絵カードのシリーズにおいて、「ひらがなカード」は便利なカードの1つと言えます。
様々なカテゴリーの絵は、子供の語彙力を広げるでしょう。
また平仮名も書かれているため文字の学習にもつながります。
一方で、文字と絵が一緒なので絵の呼称には文字がヒントになり文字の学習には絵がヒントになってしまいます。
ゆえにヒントを取り除いた課題ができない器用貧乏な面もあります。
動物カード
動物カードは子供が親しみやすいカードの1つでしょう。
ただし公文の絵カードは良くも悪くも絵がリアルで、絵によっては逆にわかりにくい面もあります。
生活道具カード
道具カードはその物の名前だけでなく、それが何をする道具なのか説明することを通して言葉の力をつけることができます。
そういう観点から、生活道具カードは便利なカードの1つです。
ただし公文カードの場合は絵が古い(例えばテレビがブラウン管)点が気になるところではあります。
のりものカード
子供の興味を引く上で重宝する乗り物カード。
個人差はあるでしょうが、特に男の子は好きな子が多いでしょう。
一方で、乗り物カードは子供の興味を引き過ぎて他の言葉や学習にシフトしにくい場合があります。
そのあたりの塩梅を考えながら用いる必要があるでしょう。