療育の先生(担当)が変わること
年度の変わりや子供の成長、療育施設の人員配置などの影響から、療育の先生(担当)が変わることがあります。
療育の先生の担当期間に公的なルールはなく、施設独自の方針で決まることがほとんどです。
何年も同じ先生が担当することもあれば、毎年のように担当の先生が変わることもあります。
マンツーマンで行うことが多い療育にとって、担当が変わるのかどうかは療育を受ける側にとって関心事の1つと言えます。
療育の先生はどんな基準で変わるのか?
療育施設の中には、いろんなスタッフと関りを持つことを重んじる施設もあります。
こういった施設は比較的頻繁に担当が変わる・あるいは定期的に担当が変わる流動性があります。
それが子供にとって良いか悪いはその子によりますが、いずれにせよこういった施設は子供と先生の相性の良し悪しに関わらず、担当が変わることが多いでしょう。
一方で、担当期間について明確な方針がない施設もあります。
状況によって担当が変わることもあればそのままのこともある施設です。
こういった施設の場合、担当が変わるか否かは先生側の都合で決まることが多い印象を受けます。
ここで言う「先生側の都合」とは、退職や入職、産休などによる人員配置の変化を指します。
特定の先生が退職すれば、その先生が担当していた子は別の先生が引き継ぐことになります(あまりにも人員が少ない施設の場合は、療育が待機になるケースもありますが)。
産休や育休も同様です。
逆に入職して新しい先生が来ると、その先生のも何人か担当を「振り分ける」必要があるため、ここでも担当の変化があります。
このように、子供本位というよりはどちらかというと施設本位で決まる印象を受ける担当ですが、現場の先生達がどの子をどの先生が担当するか可能な範囲で配慮しているのも事実です。
療育はマンツーマンで行うことが多いですから、できるだけ相性の良い先生をつけることは親側と先生側共通の望みと言えます。