数概念の発達

年中さん(5歳)の算数はどこまで?できること・教えること|子供の数の発達

公開日:2021年2月14日


 
 

年中さんの算数の目標

保育園や幼稚園における年中さんは、5歳前後の時期に相当します。

5歳前後の時期の算数の学習は、
1~10までの個数の理解と、
1~10までの数字を読めるようになることを目指します。

 
 

発達の解説

幼児期は計算をするというよりは、その基礎となる数概念の発達と習得が大切な時期になります。

子供の発達を見る検査である
認知・言語促進プログラム(NCプログラム)
遠城寺式乳幼児分析的発達検査
津守式乳幼児精神発達質問紙
などを参考にすると、

5歳頃は数字の拾い読みが始まる時期です。
これは文字の読み書きの時期とも重なり、年中さんは読み書きの芽生えが見られる時期であると言えます。

以下、年中さんの頃に身につけたい数概念の発達を挙げていきます。

 
 
 

具体的な項目

1~10の個数の理解

10個以上の物の中から、例えば「8個ちょうだい」と大人が言って子供が正しく取れることを目指します。

全体の数は10個よりも多くしておきましょう。
母数が10個だと「10個ちょうだい」が数えなくても全部取れば正解してしまうからです。

12個くらいあるおはじきから、「3個ちょうだい」「6個ちょうだい」「8個ちょうだい」など1~10までの範囲で個数を聞いていきます。

 
 

数字の拾い読み

例えば「3」という数字を見て、子供が「さん」と言えるかということになります。

1~10までの数字を読めることを目指します。

ポイントとしては、
1~10までの数字が並んだ状態で読めてもそれは読めたことにはなりません。

「1,2,3,4・・」と子供は1~10までを暗唱している場合も少なくありません。

このような状態では数字が順に並んでいたら読めなくても言えてしまいます。

ランダムに並べた数字を読めるかがポイントです。

 
 

1~10の数字の順番がわかる

「1」「2」など数字が書かれた紙があります。
1~10までで10枚の紙があることになります。

これを「順番に並べて」と子供にお願いして、並べてもらいます。

「1,2,3,4,5,6,7,8,9,10」と正しく数字を並べられることを目指します。

数字が読めることに加え、順番も理解していることが必要になります。

 
 
 

補足記事

 
 
 

参考資料

-数概念の発達