統計学

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信頼性係数とは?|わかりやすく解説

公開日:2025年5月1日


 
 

信頼性係数とは?

 信頼性係数(しんらいせいけいすう)は統計学など、学問に用いられる専門用語の1つです。

 信頼性係数とは、信頼性の高さを表す数値です。

 信頼性係数は0より大きく1より小さい値で示され、1に近いほど信頼性が高いことを示します。

 
 
 

解説

信頼性と信頼性係数

 専門用語としての「信頼性」とは、「その検査を行って誤差が生じる程度」を表します。

 当然、「信頼性が高い」検査が誤差が少なく、「信頼性が低い」検査が誤差が比して多いと考えられます。

 そして、信頼性の程度を見る際に用いるのが「信頼性係数」です。

 信頼性係数は0.7や0.8など、0より大きく1より小さい値で示されます。

 信頼性係数は0に近いほど信頼性が低く(誤差の影響が大きい)、1に近いほど信頼性が高い(誤差の影響が小さい)と解釈されます。

 
 

信頼性係数の例

 例えばある検査において信頼性係数が0.8とします。
 そしてこの検査を複数回用いて結果の数値がいくつか出ているとします。

 この場合、(信頼性係数が0.8ですから)約80%は適切な値(真の値)、約20%は誤差と考えられます。

 
 

信頼性係数の目安

 一般的に、信頼性係数の値は以下のように解釈されます。

  • 0.7以上:中程度の信頼性
  • 0.8以上:比較的良好な信頼性
  • 0.9以上:かなり良好な信頼性

 例えば発達障害に関わる検査などでは、信頼性が0.7を下回るようなものは用いないほうが望ましいでしょう。

 
 

信頼性係数の重要性

 医学に限らず学問においては「信頼性」は重要でしょう。
 しかしながら、ある検査やツールなどについて「信頼できる」「信頼できない」の2択で判断することは難しい場合があります。

 適切な開発過程を経た検査やツールはおおむね信頼性係数が記載されています。

 この信頼性係数を読み取り、信頼性を定量的に判断することが重要です。

 
 
 

信頼性とは?

 
 
 

参考資料

『発達障害者支援とアセスメントに関するガイドライン』(特定非営利活動法人 アスペ・エルデの会)2025年3月15日閲覧

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