障害者施設

障害者施設で保育士が働くことのメリット

公開日:2020年5月19日


 
 

保育士が障害者施設で働くこと

個人的には、
保育士として障害者施設で働くことはメリットがあると思います。

保育士が保育園で働く場合、
その労働環境は正直言って大変なものがあります。

子供相手の体力勝負。
教材作成などの残業もあるでしょう。
保護者からの目線や評価もプレッシャーです。
そして高給かと言えばそれも難しい。

もちろん保育園で働くということは、
将来ある子供達を支えるとてもやりがいのある仕事です。

けれど、
例えば仕事以外のプライベートを充実させたいとき。
例えば結婚や出産で多忙になったとき。
体力に自信がなくなったとき。

保育園で働くということが、
紆余曲折ある人生の中でいつでも続けることができる仕事かと言えば、疑問が残ります。

そんなとき、
障害者施設という職場を通して別の福祉現場のスキルがあれば、人生の選択肢は広がるのではないでしょうか。

 
 
 

障害者施設で保育士が働くことのメリット

正直、保育園と障害者施設では業務内容はまったくと言っていいほど異なります。

まず、障害者施設の場合、
保育だけでなく介護の業務が非常に増えます。

また、施設によっては「障害児(者)施設」であり、大人も対象にする場合もあります。

そして、
障害を持った方を支援する場合は、保育の知識だけでなく医療の知識など別の分野の知識も必要になってきます。

このように保育園とは異なる点が多々ある障害者施設ですが、

保育園にはない障害者施設の魅力があります。

それは

保育士として障害者施設で働く場合、
定時で帰れたり、教材作りに追われることがなかったりと、
保育園よりも多忙さから解放される可能性があります。

もちろん職場にもよるのでしょうが、

フルタイムで働きながら、子育てもしたい場合などは、障害者施設で働くことは選択肢の1つだと思います。

 
 
 

福祉職としてのスキルアップ

障害者施設で働くもう1つのメリットは、
障害者福祉方面でのスキルアップです。

例えばサービス管理責任者など、
仕事を通して別の資格・スキルを取得すれば、自分の職域は広がります。

保育園と障害者施設、
ライフステージに合わせて職場を選べることは強みになります。

 
 
 

おわりに

障害者施設も、保育園同様に人手不足な職場です。

仕事が楽ではないことはもちろんあるでしょうが、

それに加えて、
素人が参入しにくい仕事であるという面も関係しているのではないでしょうか。

やはり全くの未経験、資格のない人が、障害者施設にいきなり転職するのは勇気がいるでしょう。

そういう比較的特殊な現場に、
保育士の知識を活かして働くことは、
自分の見識を広げることにもつながるかもしれません。

 
 
 

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