トイレで手を洗うときの暗黙の了解
トイレで手を洗うとき、石鹸をつけずに水洗いのみで済ませる人も少なくありません。
そのためトイレ後の手洗いを水洗いで済ませることは特別に変なことではありませんが、
他人には「トイレで石鹸を使っていない」ということは知られないようにするのがマナーであり無難です。
解説
世の中には、みんなやっていはいるけれどあえて口には出さないことがあります。
みんなついついやってしまうけれど、それを言葉にしてしまうと社会的に批判されたり冷たい空気になったり失笑されたりすることがあります。
トイレの後の手洗いで石鹸を使わないという行為もそういった行為の1つです。
人はトイレに1日何回も行きます。
そういった中で、毎回手に石鹸をつけて指先まできれいに洗うというのはなかなか「面倒くさい」ことです。
しかしながら、多くの人は「トイレに行った後に石鹸を使わないことってあるよね」と思いながらも、いざ目の前の人がトイレで陰部を触った後に石鹸を使っていないと思うとやっぱり不潔だなと思うものです。
このため、実際に石鹸を使わなかったとしても、「自分は普段、トイレに行った後は石鹸を使って手を洗っている」という体を装うということが大切になります。
トイレで手を洗うとき
トイレに行った後は、できるだけ石鹸で手を洗うほうがいいでしょう。
もし普段はめんどくさくて水洗いだけだったとしても、例えば「トイレのあと石鹸使う派?」と聞かれたら「うん」と嘘でもいいので答えたほうが無難です。
状況によっては、毎回石鹸で洗うと言うと「潔癖症」と思われることもあるかもしれません。
しかし、石鹸を使わないと言うより石鹸を使うと言ったほうが人間関係で損をする確率は下がります。
また、「嘘でもいいので」と先ほど書きましたが、嘘をつくなら人が見ているところでは石鹸を使う一貫性は必要なので注意しましょう。
石鹸を使うと言っておいてあとから使っていないことが発覚したパターンが一番ダメージが大きいです。