今日はトイレに関するマナーとか空気の読み方とか、暗黙の了解について。
1. トイレの暗黙のルール
トイレに関するマナーってあんまり口に出して確認し合うことは少ないです。
なんだか「恥ずかしい」し、どうしても衛生的じゃない話題になってしまう。
異性間で話そうものならセクハラになりかねない。
そんなトイレだからこそ、暗黙のルールみたいなものがはびこります。
トイレの暗黙のルールって、下手をすると一生知ることができないまま過ごしてしてしまう危険性があります。
以下、トイレの暗黙のルールを見ていきましょう。
2. 自分がトイレに行くとき
食事中は、わざわざ言わない
食事中はトイレに行くことはできるだけ避けた方がいいです。
事前に済ませておくことがベスト。
けれど、生理現象なのでどうしても食事中にトイレに行きたくなることもあるかもしれません。
食事中にトイレに行くなら、「ちょっと手を洗ってきます」などのように排泄行為を言葉にしない表現で席を立つこと。
トイレに行くことが周りバレバレでも、言葉に出さないことが大切なのです。
石鹸で洗ったことにする
多くの人はトイレの後に手を洗いますが、石鹸までは使わないときもあります。
トイレに行った後、手を洗うとき、石鹸を使わず水洗いだけで済ませるのは誰しも心当たりがある行為です。
でも、自分のことは棚にあげて、目の前の人がトイレに行ったのに石鹸を使わなかったと知ったら「なんか衛生的じゃないな」と思ってしまうのもまた人間の心理です。
トイレに行ったら必ず石鹸を使えとは言いません。
でも、周囲には「石鹸でちゃんと手を洗った」ということにしておきましょう。
わざわざ口に出す必要はありませんが。
個室でもけっこう音は聞こえる
トイレでの排泄音は、けっこう個室の外にも聞こえます。匂いも同様。
水を無駄に使いすぎるのはよくありませんが、適宜水を流したりして工夫しましょう。
3. 相手がトイレに行くとき
3-1. いちいち追求しない
相手がさっと席を立ったとき、「どこ行くの?」と追求しすぎないようにしましょう。
誰しもトイレに行くことをそこまで公言したくないものです。
仮に聞いてしまったとしても、
自分「どこ行くの?」
相手「ちょっと」
くらいまでのやりとりにとどめておきましょう。
3-2. 男女別で気をつけること
女性は生理のときがあります。
男性は女性がトイレに行くときにバッグやポーチを持っていくことにいちいち触れない。
女性がお腹を痛そうにしているときも同様。追求しない。
男性のトイレは女性と違って小便器があります。
小便器は個室と違って男性の様子が見えやすい。
にもかかわらず、入り口付近から小便器が角度によっては見えてしまう作りのトイレがあります。設計があまいのです。
女性は男性トイレの入り口から充分に距離をとる。男女のトイレの入り口が隣通しの場所は特に注意。
4. まとめ
まあ、そんな感じでトイレというものは非常にプライベートな空間で、何が「普通」かって確認する機会が少ない場面でもあります。
いずれにせよ、
・他人から見て衛生的であること
・異性のトイレ事情には触れない
が原則かなあといったところです。