世の中には、暗黙のルールがあります。
暗黙のルールとは、はっきりとしたルールではないけれど、なんとなくみんな知っていて、みんなが気をつけていることです。
人と話すときにも暗黙のルールがあります。
人と話すときには、言ってはいけないことがあります。
言ってはいけないことは、状況によって変わります。
今日は相手が男性の場合に言ってはいけないことを考えます。
男性は基本的に、自分のプライドを傷つけられるのが嫌いです。
誰しもプライド傷つけられるのは嫌ですが、女性と比べて男性は特に敏感です。
「馬鹿にされた」「見下された」といった感覚に男性は特に敏感です。
だから間違いを指摘するときは、「こんなこともわからないの?」といった感じは避けましょう。
「私も詳しくはないんだけど」といった感じで歩みよるスタンスが無難です。
男性は自分のお給料のことも気にしていたりします。
もしもあなたが女性で、あなたに恋人か夫がいたとします。
「○○さんのほうがあなたよりお給料が□□円も高いんだって」
といったことは言わないようにしましょう。
「男だったら荷物くらい持ってよ」
「男だったらこのくらいで疲れないでしょ」
「男だったら○○」という言い方をされると嫌な気持ちになる男性は多いです。
ここで難しいのが、例えば男性が自分から荷物などを持ったときに「うわ~頼もしい!」と褒めることはOKです。
要するに、
男性であることを理由に相手をけなしてはいけないのです。
明らかに常識を逸脱している場合は別として、
男性にマザコンと言うのは避けた方が無難です。
世の男性は多かれ少なかれ自分の母親に親孝行したいと思っているものです。
一度マザコンと言われると、それ以降の親孝行を気にしてしまうものです。
もしもあなたにパートナーがいたら、夜の営みについて「下手」とはっきり言ってしまうと相手は傷つくでしょう。
男性は自分の行為に自信が持てなくなると以後に影響します。
もちろん、お互いの気持ちを言うことは大切なことです。
どちらかが我慢していては長期的に良好な関係は築けません。
大切なのは言い方です。
こうしてくれたほうがもっといい。
この前より今いい感じ。
相手を否定しないやわらかい言いまわし。
相手のモチベーションを高める言いまわしにしましょう。
基本的に男性は女性よりも、「相手に頼りにしてもらいたい」と思うものです。
その一方で、「男だから」とか「このくらい」といった義務的な感じの言われ方を好みません。
男性のプライドを尊重してあげる姿勢が大切になってきます。
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