5個の積み木を積めるのはいつから?
子供が積み木を5個程度積むことができるのは何歳頃からなのでしょうか。
おおむね立方体であり、子供が持って差し支えない程度の重さ・大きさであると仮定します。
個人差はありますが、子供が積み木を5個程度積めるのは、2歳前くらいからと考えられます。
解説
積み木を積むこと
積み木を積む行為は、子供の物に対する興味や手先の力、見る力やバランス感覚など発達の様々な側面を観察できる活動と言えます。
遊びという観点からも子供が取り組みやすく、健診などで取り入れられることも多いでしょう。
そして子供が積み木を「何個」積めるかに着目すると、子供のバランス感覚のレベルや反復作業に対する姿勢も観察できます。
バランス感覚は言わずもがなでしょう。
積み木は積めば積むほど難易度は上がりバランスを取る力が必要になります。
積み木を積む行為を繰り返すことは、おおむね同じ動作を行っていく反復作業です。
積み木を1個積んだだけで飽きてしまうのか、その後も(だんだんと高くなっていく積み木に興味・関心を見出し)繰り返し積み木を積めるのか。
この点を観察することでその子の集中力や知的好奇心の傾向を見ることができるでしょう。
定型発達における積み木を積む動作
子供の発達を客観的に見る方法のとして、遠城寺式乳幼児分析的発達検査、津守式乳幼児精神発達質問紙、KIDS乳幼児発達スケールなどがあります。
こういった定型発達を踏まえた質問紙によると、積み木を5個ほど積み重ねる行為は、おおむね2歳ないし2歳直前の発達に位置付けられています。
積み木を積むことと子供の発達
以上のように積み木を積む行為自体は1歳頃から可能になり、2歳頃には5個前後の積み木を積むことができると予想されます。
手先の器用さや集中力の観点から、積み木は子供の成長を促す有意義な遊びの1つと言えるでしょう。
何気ない動作ではありますが、積み木を複数積む行為は反復作業を行える集中力がついている証拠でもあります。
なんでも何回でも繰り返せばいいというわけではありませんが、物事に挑戦し上達するためには、集中力を保ち試行錯誤しながら反復練習をする必要はあるでしょう。
積み木を積むことを1回で飽きてしまうのではなく、興味を持って高く積み木を積んでいく遊びは、反復作業の集中力を見る有意義な遊びの1つと言えるかもしれません。
参考資料
『遠城寺式乳幼児分析的発達検査法について』(認知神経科学会)2023年3月18日閲覧




