嬉しい気持ちとは、自分にとって好ましいことが起こったりそれを感じたりして心地良い状態であることです。
嬉しい気持ちとは、心が弾むような気持ちでもあります。
心が弾むとは、「わくわくした」とか「うきうきする」といった気持ちです。
好ましいことを期待している気持ちでもあります。
おいしいものを食べたり、
欲しかった物を買ったり、
物によって人は嬉しい気持ちになることがあります。
一方で、人に親切にしてもらったり、
好きな人と一緒に過ごせたり、
人との関わりの中で嬉しい気持ちになることもあります。
おいしいものを食べたり、欲しかった物が手に入ると人は嬉しいです。
人は物によって嬉しさを感じることがあります。
けれど、おいしいものもずっと食べると満腹になります。
欲しかった物もずっと使い続けると飽きてしまうことがあります。
物による嬉しさは、その期間に限りがあるのです。
人に親切にしてもらうと、嬉しいものです。
好きな人と一緒に過ごすと、嬉しいものです。
人は人との関わりの中で嬉しさを感じることがあります。
親切にしてもらうと、自分が大切にされていると感じます。
人に大切にされているというのは嬉しいものです。
人との関わりで感じる嬉しさとは、
人がやってくれた行為ではなくその背景にある「自分を大切に思ってくれている心」が嬉しいのです。
風邪をひくと体がきついです。
体がきついと、体がきつくないときのありがたさがわかります。
嬉しさも似ています。
嬉しいことが起こっても、その嬉しさに気づけないときがあるのです。
嬉しいことに気づけると、人生は楽しいです。
気づけるかどうかはおいておいて、
世の中には嬉しいことが溢れています。
嬉しさを見つけることは、楽しいことです。
私はどんなことに嬉しさを感じるでしょう?
どんな物が嬉しいでしょう?
どんな人との関わりがうれしいでしょう?
改めて考えると、意外と言葉にできないものです。
けれど、自分の嬉しさが何か考えると、嬉しさを見つけるきっかけになります。
嬉しさを見つけようとすると、実はすでにここにあった嬉しさに気づくこともあります。
嬉しいことが起こることと同じかそれ以上に、
嬉しさに気づける自分であることが大切なのです。
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