人間関係の教科書

【処世術】やたら物をあげる人には気をつける 〜心理学とコミュニケーション〜

公開日:2020年4月9日


 
 

物をもらいすぎないようにする

世の中には、やたらと人に物をあげたがる人がいます。

物をあげること。
物をもらうこと。

基本的には、悪いことではありません。

しかしながら、

物をあげる・もらう場合、互いの今の距離感にマッチしていないと不自然なものです。

安易に物をもらい、その見返りを求められると、互いの関係性以上のことを相手にしないといけなくなることもあります。

物をもらうときは、見返りを自分が無理なく返せる範囲にとどめるようにします。

 
 
 

物をもらうこと・あげることと、心理学

心理学的に、人は物をもらうと「お返しをしなくちゃ」と感じてしまうものです。

これを「返報性の原理」と言ったりします。

物をもらって「お返しをしなくちゃ」と思うことは悪いことではありません。

しかしながら、意識的か無意識か、返報性の原理を利用する人も世の中にはいます。

つまり、物をあげることで見返りを意図的にもらおうとする人がいるわけです。

人は物をもらってお返しができないと、罪悪感を感じてしまいます。

この罪悪感につけこんで、頼みごとをして、頼みごとを断りにくい雰囲気を作る人がいます。

 
 
 

人間関係の縛りに気をつける

互いの仲が良くて、その関係性から見ると妥当で、自分もお返しができたりするのであれば、人から物をもらうことも素敵なことです。

しかしながら例えば、
極端に高価なプレゼントをいきなりもらったり、
あまりにも頻繁に物をくれたり、
大して仲が良いわけではないのに物をくれたり、

そういう人との関係は一旦冷静に見る必要もあるかもしれません。

安易に物をもらうことは、自分を人間関係の鎖に縛り付けてしまう可能性があります。

つまり、物をもらうことでお返しをしなくちゃと罪悪感を感じ、その人の頼みごとを断れず、その人の思い通りに動かざるを得ないということです。

物をもらうときは、ちょっとした物、自分が無理なくお返しできる程度の物にとどめるのが無難ではあります。

 
 
 

おわりに

物をあげる・もらうということの意味は、当事者同士の人間関係によって千差万別です。

時として大きなプレゼントも、不自然でない場合もあります。

そのため判断は難しいですが、
そのプレゼントが、どのくらい自分を縛り付けてしまうかを一考することは大切でしょう。

 
 
 

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